よみ:どうかま
同釜 歌詞
-
MONO NO AWARE
- 2024.6.5 リリース
- 作詞
- 玉置周啓
- 作曲
- 玉置周啓
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
いつか夢見ゆめみた火星かせいに行いけたとて
パスタ屋やでカトラリーの
音おとを出ださない練習れんしゅうするのね
いつも父ちちから立たてひざを
叱しかられていたけれどあなたこそ
咀嚼そしゃく音おんが気きになってはいたのね
まだあなたは腹はらに落おちない
噛かまねば飲のまれん
馬鹿ばか手てを
人ひとは同おなじ釜かまの飯めしを食くう
母ははのコロッケ嫌々いやいやに食くう
子こにすれば芋いもより肉にく
食たべ方かた注意ちゅういせよと言いう父親ちちおやの
咀嚼そしゃく音おんこそ気きになりながらも食くう
大事だいじはいつも作法さほうまた向むく明後日あさってのほう
そんな頬ほおを叩たたき落おとす飯めしもあった
「質素しっそ」と海苔のりで書かかれた弁当べんとうも
席替せきがえも陸りくの孤島ことう
ひとりこそ一人ひとり前まえとこそこそ食くう
拒こばんだはずの賑にぎわいを
BGMにしていたこと
さすがにイヤホン越ごしに嫌いやでも気きづく
カラスがつつくゴミ袋ぶくろを眺ながめて
「取とり繕つくろうのやめて」
すぐ浮うかぶ美辞麗句びじれいく
港区みなとく価格かかくのランチたまには背伸せのびして
食くうにせよ松屋まつやで食くうにせよ
同おなじ屋根やねの下したでは一族いちぞく
鳥貴族とりきぞくいけば誰だれも安やすく釜かまにありつく
ための節約せつやくは誰だれよりも心こころが割わりを食くう
昼ひるに子こを抱いだく空あき地ちで夜よる大人おとなが米こめを炊たく
おかずにはならないが報連相ほうれんそうの種たねも蒔まく
花はなが咲さく
桜さくらと紅葉こうようを捌さばく
入はいるナイフ参まいるほどグロテスク
全まったく刺激的しげきてきなのはFPSかレシピですか
いつか血肉ちにく化かするのは情報じょうほうも同おなじ
こんがりトーストに塗ぬるジャムにも流ながれる血ち
苺いちご一会いちえチョイスしたあなたが私わたしのお家うち
醤油しょうゆペロペロした夜よるに向むかいにいた友達ともだち
まだ名前なまえを言いえた頃ころの祖母そぼがくれた臍へそ餅もち
祖父そふが最期さいごまで手てをつけずに終おわった鶏肉とりにく
嫌きらいな理由りゆうも知しらず覆水ふくすい盆ぼんに返かえらず
しかしこぼれた記憶きおくを啜すすってでも肥こえ抜ぬく
数すうに比例ひれいするなら度たびを越こえた酒さけもいただく
そしていつかシェフが俺おれたちの腹はらわたを捌さばく
お仲間なかまはお腹なか周まわりで繋つながると勘付かんづく
チェーン店てんが破竹はちくの勢いきおいで広ひろがると聞きく
松屋まつやあの世よ店てんでやっと会あえた君きみと飯めしを食くう
パスタ屋やでカトラリーの
音おとを出ださない練習れんしゅうするのね
いつも父ちちから立たてひざを
叱しかられていたけれどあなたこそ
咀嚼そしゃく音おんが気きになってはいたのね
まだあなたは腹はらに落おちない
噛かまねば飲のまれん
馬鹿ばか手てを
人ひとは同おなじ釜かまの飯めしを食くう
母ははのコロッケ嫌々いやいやに食くう
子こにすれば芋いもより肉にく
食たべ方かた注意ちゅういせよと言いう父親ちちおやの
咀嚼そしゃく音おんこそ気きになりながらも食くう
大事だいじはいつも作法さほうまた向むく明後日あさってのほう
そんな頬ほおを叩たたき落おとす飯めしもあった
「質素しっそ」と海苔のりで書かかれた弁当べんとうも
席替せきがえも陸りくの孤島ことう
ひとりこそ一人ひとり前まえとこそこそ食くう
拒こばんだはずの賑にぎわいを
BGMにしていたこと
さすがにイヤホン越ごしに嫌いやでも気きづく
カラスがつつくゴミ袋ぶくろを眺ながめて
「取とり繕つくろうのやめて」
すぐ浮うかぶ美辞麗句びじれいく
港区みなとく価格かかくのランチたまには背伸せのびして
食くうにせよ松屋まつやで食くうにせよ
同おなじ屋根やねの下したでは一族いちぞく
鳥貴族とりきぞくいけば誰だれも安やすく釜かまにありつく
ための節約せつやくは誰だれよりも心こころが割わりを食くう
昼ひるに子こを抱いだく空あき地ちで夜よる大人おとなが米こめを炊たく
おかずにはならないが報連相ほうれんそうの種たねも蒔まく
花はなが咲さく
桜さくらと紅葉こうようを捌さばく
入はいるナイフ参まいるほどグロテスク
全まったく刺激的しげきてきなのはFPSかレシピですか
いつか血肉ちにく化かするのは情報じょうほうも同おなじ
こんがりトーストに塗ぬるジャムにも流ながれる血ち
苺いちご一会いちえチョイスしたあなたが私わたしのお家うち
醤油しょうゆペロペロした夜よるに向むかいにいた友達ともだち
まだ名前なまえを言いえた頃ころの祖母そぼがくれた臍へそ餅もち
祖父そふが最期さいごまで手てをつけずに終おわった鶏肉とりにく
嫌きらいな理由りゆうも知しらず覆水ふくすい盆ぼんに返かえらず
しかしこぼれた記憶きおくを啜すすってでも肥こえ抜ぬく
数すうに比例ひれいするなら度たびを越こえた酒さけもいただく
そしていつかシェフが俺おれたちの腹はらわたを捌さばく
お仲間なかまはお腹なか周まわりで繋つながると勘付かんづく
チェーン店てんが破竹はちくの勢いきおいで広ひろがると聞きく
松屋まつやあの世よ店てんでやっと会あえた君きみと飯めしを食くう