夜が明けるまで 歌詞 Nornis アニメ「下の階には澪がいる」エンディングテーマ ふりがな付

子供こどもの頃ころいつも“誰だれか”になりたくて
手ての届とどかない“何なにか”に憧あこがれたりもして
甘あまい夢ゆめの時間じかんは雫しずくが乾かわいたあとに
気きづけばどこかに消きえてた

一人ひとりたたずむ空そらの下したで
ずっと感かんじてた 君きみの視線しせんを
心こころ閉とざしたままじゃなくて
ひと呼吸こきゅう置おいてドアをノックしてみよう

あの時ときのままで止とまっていた街まちに
陽ひが昇のぼってく

気きづけなかったやさしい気持きもちに
ほら、そっと包つつみこまれてく
照てれちゃうような本当ほんとうのコトバも
今いまなら言いえる気きがするよ

少すこし落おち込こんだ君きみのとなりで
そう、寄より添そっていたいんだ
焚たき火びの音おと耳みみすませ
調子ちょうしにのって薪たきぎくべて
煙けむりが目めにしみて
泣なき笑わらったりして

不安ふあんも気きづいたら消きえてなくなるよ
夜よるの向むこうに

昔話むかしばなししたいつかの夢ゆめとは
ちょっと違ちがう今いまを見みつめてる
目めの前まえの全部ぜんぶ愛いとしく思おもえてくるような
そんな気きがするよ

ねぇ、もしも君きみがさ
うまく笑わらえなくなってしまっても
変かわらずにゆっくりと歩あるいていこう

気きづけなかったやさしい気持きもちに
ほら、そっと包つつみこまれてく
胸むねのなかのあたたかい想おもい
感かんじているよ

(lalala)
夜よるが明あけるまで