よみ:ちち
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いつもひとり 畳たたみの部屋へやで 囲かこい碁ごを打うっては お酒さけを飲のむ
小ちいさい頃ころは 遊あそんで欲ほしくて 膝ひざの上うえで 眠ねむったことも
大人おとなになると あなたを 遠とおざけるようになっていった
目めも合あわさず 口くちもきかず たばこの匂においが 嫌いやだった
曲まがったことがきらいな人ひとで あなたはいつも厳きびしかった
口くちうるさいあなたが 煙けむたくて ぶつかってばかりだった わたし
近ちかづきたくて 近ちかづけない あなたから 離はなれた
東京とうきょうで暮くらすわたしに あなたは会あいに来きてくれた
待まち合あわせの池袋いけぶくろ駅えき 行いくかどうか迷まよっていた
おしゃれなカフェに連つれていった 落おち着つかない様子ようすのあなた
強つよい訛なまりで話はなすから 周まわりの目めがとても気きになった
小銭こぜにを集あつめて買かってくれた 渋しぶい茶色ちゃいろの腕時計うでどけい
わたしとの距離きょりを縮ちぢめたいと願ねがう せいいっぱいのそのやさしさ
それでも 素直すなおになれなくて そのまま捨すてた
身体からだが弱よわくて 病気びょうきがちな わたしが夜中よなかに熱ねつを出だすと
母ははの隣となりであたふたしては 頑張がんばれよと 頑張がんばれよと
孫まごをあやす目尻めじりのしわ 増ふえた白髪しらが 痩やせた頬ほお
言いえなかった言葉ことばがある 今いま あなたに 伝つたえたい
今いま あなたに ありがとう
小ちいさい頃ころは 遊あそんで欲ほしくて 膝ひざの上うえで 眠ねむったことも
大人おとなになると あなたを 遠とおざけるようになっていった
目めも合あわさず 口くちもきかず たばこの匂においが 嫌いやだった
曲まがったことがきらいな人ひとで あなたはいつも厳きびしかった
口くちうるさいあなたが 煙けむたくて ぶつかってばかりだった わたし
近ちかづきたくて 近ちかづけない あなたから 離はなれた
東京とうきょうで暮くらすわたしに あなたは会あいに来きてくれた
待まち合あわせの池袋いけぶくろ駅えき 行いくかどうか迷まよっていた
おしゃれなカフェに連つれていった 落おち着つかない様子ようすのあなた
強つよい訛なまりで話はなすから 周まわりの目めがとても気きになった
小銭こぜにを集あつめて買かってくれた 渋しぶい茶色ちゃいろの腕時計うでどけい
わたしとの距離きょりを縮ちぢめたいと願ねがう せいいっぱいのそのやさしさ
それでも 素直すなおになれなくて そのまま捨すてた
身体からだが弱よわくて 病気びょうきがちな わたしが夜中よなかに熱ねつを出だすと
母ははの隣となりであたふたしては 頑張がんばれよと 頑張がんばれよと
孫まごをあやす目尻めじりのしわ 増ふえた白髪しらが 痩やせた頬ほお
言いえなかった言葉ことばがある 今いま あなたに 伝つたえたい
今いま あなたに ありがとう