そよ風 歌詞 青山なぎさ ふりがな付

どこに向むかって いけばいいんだろう
気きづけば影かげが 僕ぼくを追おい越こした
君きみといた時間じかん 巻まき戻もどせたら
どんなに そう願ねがったことだろう

降ふり続つづく雨あめ 心こころと同おなじ
視界しかいは滲にじみ 前まえが見みえなくなって
儚はかなくゆれる 灯あかりさえも
消きえてなくなってしまいそうだ

必死ひっしに前まえだけを向むいて
振ふり返かえらずに歩あるいてた
でもそれが前まえではないと知しったら
もう、わからなくなった

どんな景色けしきを見みていても また
すぐに君きみを重かさねてしまう
何なにを隠かくそう だって君きみはね
僕ぼくの人生じんせいを彩いろどってくれたんだ

花はなが優やさしくゆれている
君きみが笑わらっているようで
忘わすれてた感情かんじょう 一筋ひとすじの光ひかり
僕ぼくの頬ほおも緩ゆるんだ

ふと見み上あげれば 空そら青あおく
そよ風かぜが頬ほおをくすぐる
思おもい出だしたんだ 小ちいさな悦よろこび
やわらかく 澄すみ渡わたってく

記憶きおくの中なかの君きみのように
ずっと笑わらっていてほしい
幸しあわせのかけら 探さがし集あつめてく
もう心配しんぱいしないでね。
さあ、今いまを、この瞬間しゅんかんを
抱だきしめて生いきる