ケンカしようぜ 歌詞 エイハブ ふりがな付

もうここまでだって言いってしまえる
僕ぼくらもお前まえらもその程度ていど
臆病おくびょうじゃないとかいうなら
こっち来きてケンカしようぜ
誰だれもが抱かかえてるんだ
行いき場ばのない恐怖きょうふや不満ふまんなどその類たぐい
今日きょうだけ理性りせいを忘わすれて
大口おおくち叩たたいて愚痴ぐちろうぜ

ほら、らったったらららったらら
今いま茜あかねの花はなが咲さく
それでも、らったったらららったらら
まだ足たりないもんがある
いつかの分わかったフリだとか
そういうのが怖こわかった

僕ぼくら、きっと無意識むいしきに
見みたいものしか見みないようになる
だから、ケンカしようぜ。

丸まるめてポイしたかった昔話むかしばなし
最後さいごは救すくってよ君きみの手てで
きっと同おなじように君きみも救すくうから
さあケンカしようぜ
知識ちしきや余裕よゆうを手てに入いれてゆく度たび
本音ほんねを閉とざして殻からに籠こもる
そうだ、欲ほしいのは
剥むき出だしの君きみの感情かんじょうだったんだ

ああ、知しりたいな
何なんのため君きみは怒おこるのか
締しめ切きった心こころの音ねに苦くるしむ滑稽こっけいな僕ぼくら
互たがいに全部ぜんぶをぶち撒まけて
重かさねた所ところが「僕ぼくら」になった
僕ぼくら、これまでよりももっと
思おもい遣つかって生いきんだ

ほら、らったったらららったらら
今いま茜あかねの花はなが咲さく
僕ぼくらにゃ、らったったらららったらら
まだ足たりないもんがある
これから分わかったフリだけはしないようにしたいのさ

僕ぼくら、きっといつまでも他人たにん同士どうしだからさ。
懲こりずにケンカしようぜ。