僕で良ければ 歌詞 LUCCI ふりがな付

ああ、着飾きかざった言葉ことばやプレゼントじゃ
伝つたえきれないこの気持きもち
受うけ取とってもらえないかな
これからの人生じんせいを全部ぜんぶ 僕ぼくで良よければ

缶かんチューハイとつまみをぶら下さげ歩あるく仕事しごと帰がえり
「ただいま」も「いただきます」もこの部屋へやでは虚むなしいだけだった

「身体からだには気きをつけてね」
そう言いう君きみの声こえがなぜか
懐なつかしく聞きこえたんだ
気きづけば愛いとおしさに変かわっていたんだ

代かわり映ばえない透明とうめいな日々ひびに
そっと季節きせつをくれたように
君きみに贈おくりたい
そんな風ふうに思おもってはいるんだけれど
着飾きかざった言葉ことばやプレゼントじゃ
伝つたえきれないこの気持きもち
受うけ取とってもらえないかな
これからの人生じんせいを全部ぜんぶ 僕ぼくで良よければ

少すこし離はなれた街まちに僕ぼくら二人ふたりで部屋へやを借かりよう
互たがいのダメな所ところをテーブルに並ならべ笑わらい合あっていよう

玄関げんかんの明あかりだけは付つけておくから
先さきに眠ねむりにつく日ひがあっても
「おかえり」ってちゃんと伝つたわるように

僕ぼくの冴さえない退屈たいくつな日々ひびに
待まち遠どおしい朝あさをくれたように
君きみに贈おくりたい
そんな風ふうに思おもってはいるんだけれど
ツイてない日ひのどんなエピソードも
君きみが喜劇きげきにしてくれた
一ひとつ屋根やねの下したで共ともに
暮くらし続つづけようよこれからも 僕ぼくで良よければ

見みなくても良よいモノや
聞きかなくても良いい言葉ことばで
幸しあわせを見失みうしなわないで
僕ぼくがそばにいるよ

「またね」が「いってらっしゃい」に変かわっても
二人ふたりが三人さんにんより多おおくなっても
思おもい出だせるように
いつでも胸むねのポケットに仕舞しまっておこう

着飾きかざった言葉ことばやプレゼントじゃ
伝つたえきれないこの気持きもち
受うけ取とってもらえないかな
どんな未来みらいが待まっていても
これからの人生じんせいを全部ぜんぶ 僕ぼくで良よければ

花はなを買かって今いま帰かえるよ
「らしくないね」と笑わらうんだろうけど