カクシタワタシ 歌詞 紫雲清夏(湊みや) ふりがな付

臆病おくびょうな手てを何度なんども伸のばしたけど
離はなれるのが怖こわくて遠とおざけた

誰だれかに合あわせた仮面かめんつけて
「私わたし」を隠かくしてた
傷きずつくことのないように
違ちがう 違ちがう 違ちがう 違ちがう 違ちがう 違ちがう 本音ほんねじゃないこと
誰だれか気きづいて

本当ほんとうは伝つたえたくって寂さむしくって
深ふかい心こころの中なか
ねえ気きづいて胸むねの奥おく
私わたし以外いがいも私わたしなら悩なやまずにいれるかな?
知しらない
いつも信しんじたくて手てを伸のばした
独ひとりは怖こわくて
抱だき寄よせて掴つかんだら
受うけ止とめて
いつか本当ほんとうの「私わたし」を
ねえ 見みつけて

隠かくすことになれた私わたしは きっと
傷きずつかずに済すむと思おもい込こんでた でも

「誰だれか」の数かずだけ「私わたし」がいて
その度たびに見失みうしなう
本当ほんとうの「私わたし」ってなんだっけ?
違ちがう 違ちがう 違ちがう 違ちがう 違ちがう 違ちがう わからなくなる
誰だれか答こたえを教おしえて

思考しこうはまた空回からまわり
自分じぶんさえもわからない
いつ素直すなおになれるの?
ねえ ねえ ねえ

本当ほんとうは羨うらやましくて憧あこがれた
無垢むくな白しろい花はな
もし願ねがいがかなうなら
私わたしもあんな風かぜにいつかはなれるかな?
知しらない

本当ほんとうは伝つたえたくって寂さむしくって
深ふかい心こころの中なか
もし素直すなおになれたなら
受うけ止とめて
いつか本当ほんとうの「私わたし」を ねえ
...なんてね