マーベリック 歌詞 immortal noctiluca ふりがな付

覚さめては
味気あじけない
現実げんじつばかり
ぼやけた眼差まなざしで
期待きたいを殺ころして

上手うまく立たち回まわること覚おぼえて
鈍にぶった頭あたまさらに溶とかす
苦くるし紛まぎれに導みちびく答こたえの
つまらなさよ

受うけ入いりばかりの薄うすい主張しゅちょうに
構かまってる暇ひまはない 離はなれて
壊こわされるみたいに均ならされてること
気付きづかないのかしら

知しらない誰だれかが指さし示しめすような
「正解せいかい」を選えらぶくらいならば
どうせ淘汰とうたされゆく存在そんざいだと
吐はき捨すててしまえばいい

掴つかめない常識じょうしきの
不安定ふあんていさに
慣なれては
持もて余あまし
あやふやにする

使つかえない頭あたまを稼働かどうさせて
辻褄つじつま合あわせを試こころみる
不毛ふもうすぎる時間じかんへの苛立いらだちが
増ましてゆく

疑うたがうこともなく受うけ入いれるべき
決きめられたルールに従したがうよりも
想像そうぞうしうるもの全すべて並ならべて
混まぜこぜにしていたいの

散々さんざん言いわれ排除はいじょされてきた
それでもただこれが正ただしいと
思おもいながらこれまでもこれからも
歩あゆんでいくだけで

で、どうしたら
この息苦いきぐるしさが消きえるというの?
このままでいたいのに

やたらと優劣ゆうれつばかりつけたがる
くだらない思考しこうから放はなたれて
深ふかく繋つながれる誰だれか求もとめては
進すすんでいくだけさ

誰だれもいないことに不安ふあん抱だいて
それでも決けっして一人ひとりじゃないと
ほんの一握ひとにぎりでもいいの誰だれか
心こころを通かよわせて