バイバイブルー 歌詞 岩船ひろき ふりがな付

バイバイ青あおい空そらを 一途いちずに編あむ飛行機雲ひこうきぐも
冴さえない僕ぼくを包つつむ 笑わらい声こえが好すきだった
だいだい色いろに染そまる 夕方ゆうがた５時駅じえきのホームから
遠とおく見みつめる先さき 凛りんとした目めも好すきだった

まだまだ未熟みじゅくな気持きもちは ただただ現在いまに自惚うぬぼれて
疑うたがうことも忘わすれていた

いつだって 君きみのこと思おもい出だせるけれど 君きみなしの現在いまじゃ意味いみない
んだ
君きみとはもう 始はじまりも終おわりもないんだ
だけど描えがくよ 君きみと未来みらいを

バイバイ会あえない夜よる 橋はしを架かけた流星群りゅうせいぐん
ねえ「会あいたい」その言葉ことばの 行いき先さきをなくしたんだ

バラバラになった記憶きおくは ただただ宙ちゅうを舞まうだけで
後悔こうかいじゃ何なにも繋つなげやしない

いつだって 君きみのこと思おもい出だせるけれど 君きみなしの現在いまじゃ意味いみない
んだ
君きみとはもう 始はじまりも終おわりもないんだ
静しずまった夜よるの空そら 君きみを浮うかべる度たび 星明ほしあかり氷点下ひょうてんかに下さがり
心こころだけ妙みょうに凍こごえて震ふるえるんだ
だけど願ねがうよ君きみと未来みらいを

バイバイ青あおい春はるを彩いろどった大事だいじな人ひとよ
病室びょうしつの窓際まどぎわから手てを振ふる君きみが好すきだった

いつだって君きみのこと思おもい出だせるけれど 君きみなしの現在いまじゃ意味いみない
かな
君きみとはもう 始はじまりも終おわりもないんだ
でもいつだって いくつもの過去かこが積つみ重かさなり 人ひとの現在いまをつくると
するのなら
宙ちゅうに舞まう君きみが 僕ぼくの未来みらいをつくっていく
今日こんにちだって 僕ぼくのこの胸むねの鼓動こどうの音おと 鳴ならすのは君きみの笑顔えがおなんだ
心臓しんぞうの隙間すきまに 君きみが生いきてるんだ
だから願ねがうよ
だから描えがくよ 君きみと未来みらいを