さびしいときは
かぞえてみる
ひとつ
ふたつ
みっつ
わたしにはふるさとが
みっつある
ひとつ日ひが暮くれて
遠とおいむかしの麦畑むぎばたけ
思おもい出だすのはかくれんぼ
待まてどくらせど来こぬ鬼おにが
わたしの初恋はつこいのひとでした
ふたつふりむけば
はじめての旅青たびあおい海うみ
青あおい絵えの具ぐを買かってきて
画えがいて一日いちにちながめてた
あれが二度目にどめの恋こいでした
みっつ港町みなとまち
恋こいしたひとは年上としうえの
妻つまも子こもあるひとでした
かもめかぞえて待まちぼうけ
はじめて悲かなしみ知しりました
だれかをすきに
なれたなら
そこがあたしのふるさとだ
ひとつ
ふたつ
みっつ
よっつ
ふるさとがふえるたび
かなしみも
ふえてゆく
かなしみも
ふえてゆく
さびしいときはsabishiitokiha
かぞえてみるkazoetemiru
ひとつhitotsu
ふたつfutatsu
みっつmittsu
わたしにはふるさとがwatashinihafurusatoga
みっつあるmittsuaru
ひとつhitotsu日hiがga暮kuれてrete
遠tooいむかしのimukashino麦畑mugibatake
思omoいi出daすのはかくれんぼsunohakakurenbo
待maてどくらせどtedokurasedo来koぬnu鬼oniがga
わたしのwatashino初恋hatsukoiのひとでしたnohitodeshita
ふたつふりむけばfutatsufurimukeba
はじめてのhajimeteno旅青tabiaoいi海umi
青aoいi絵eのno具guをwo買kaってきてttekite
画egaいてite一日ichinichiながめてたnagameteta
あれがarega二度目nidomeのno恋koiでしたdeshita
みっつmittsu港町minatomachi
恋koiしたひとはshitahitoha年上toshiueのno
妻tsumaもmo子koもあるひとでしたmoaruhitodeshita
かもめかぞえてkamomekazoete待maちぼうけchibouke
はじめてhajimete悲kanaしみshimi知shiりましたrimashita
だれかをすきにdarekawosukini
なれたならnaretanara
そこがあたしのふるさとだsokogaatashinofurusatoda
ひとつhitotsu
ふたつfutatsu
みっつmittsu
よっつyottsu
ふるさとがふえるたびfurusatogafuerutabi
かなしみもkanashimimo
ふえてゆくfueteyuku
かなしみもkanashimimo
ふえてゆくfueteyuku