名無花 歌詞 KG ふりがな付

立たち止どまって目めを落おとした道みちの陰かげに
力強ちからづよく空そらへ向むかう名なも無なき花はな

たとえ踏ふみつけられてもまた立たち上あがって
陽ひを目指めざすその姿すがたに自分じぶんを重かさねていた

真まっ直すぐ真まっ直すぐ生いきること
時ときに苦くるしくなるけど
一ひとつ一ひとつ乗のり越こえるたび
思おもい描えがいた一輪いちりんの花はなを
咲さかせるその日ひが近ちかづくから

疲つかれ果はててふと仰あおいだ青あおい空そらに
何者なにものにもとらわれない名なも無なき雲くも

強つよい風かぜに吹ふかれてもただ身みを任まかせて
流ながれ行いくその姿すがたに憧あこがれ抱だいていた

悔くやんで悔くやんで生いきるより
前まえだけ見みて歩あるきたい
ふわりふわり風かぜに任まかせて
微笑ほほえみ浮うかべまだ知しらぬ場所ばしょへ
想おもい馳はせ心踊こころおどらせたい

苦くるしみも悲かなしみも全すべて抱だきかかえて
新あたらしい明日あすへ想おもいを繋つなげてまた行いくよ

どれだけ求もとめて願ねがっても
叶かなわないこともあるけど
選えらんだ道みちが正ただしいことを
証明しょうめいするんだ
ほら涙拭なみだふいて
顔上かおあげ歩あるき出だそう

真まっ直すぐ真まっ直すぐ生いきること
時ときに苦くるしくなるけど
一ひとつ一ひとつ乗のり越こえるたび
思おもい描かいた一輪いちりんの花はなを
咲さかせるその日ひが近ちかづくから