たいせつなきみのために
ぼくにできる
いちばんのことは
何なんだろう?
僕ぼくはいつもいつもいつも
考かんがえてた
泣なきたいほどの夕焼ゆうやけ空そら
朱あかく染そまった君きみの笑顔えがお
僕ぼくは手てを伸のばして
だけどそれは泡あわのように
はじけて消きえた
雨上あめあがりのブランコ
アジサイの小径こみち
石畳いしだたみの坂道さかみちきらめく雨滴あめしずく
水みずたまり飛とび越こえて
はしゃいでた
木漏こもれ日びの中なかで
過すぎ去さった
遠とおい日ひの優やさしい記憶きおく
たいせつなきみのために
ぼくにできる
いちばんのことは
どこだろう?隠かくれてるの?
忍しのんでるの?潜ひそんでるの?
あの日ひの夢ゆめあの日ひの願ねがい
君きみの歌うたったあのメロディ
僕ぼくは耳みみすませて
だけどそれは
風かぜに吹ふかれ霞かすんで消きえた
優やさしい風吹かぜふいてた
あのポプラ並木なみき
茜色あかねいろの夕焼ゆうやけ燃もえる西にしの空そら
影法師追かげぼうしおいかけて
駆かけていく幼おさない二人ふたりの
黄昏たそがれの
<まどろみの>
中なかに観みた
<泡沫うたかたの>
あの日ひの記憶きおく
たいせつなきみのために
ぼくにできる
いちばんのことは
約束やくそくを忘わすれること
君きみへの想おもい消けし去さること
沈しずむ夕日暮ゆうひくれてく空そら
夜よるの帳舞とばりまい降おりる頃ころ
僕ぼくは目めを閉とじて
それは闇やみに溶とけるように
滲にじんで消きえた
未来あしたなんていらないよ
君きみが側そばにいる過去きのうのままで
たいせつなきみのために
ぼくにできる
いちばんのことは
何なんだろう?
僕ぼくはいつもいつもいつも
考かんがえてた
泣なきたいほどの夕焼ゆうやけ空そら
朱あかく染そまった君きみの笑顔えがお
僕ぼくは手てを伸のばして
だけどそれは泡あわのように
はじけて消きえた
たいせつなきみのためにtaisetsunakiminotameni
ぼくにできるbokunidekiru
いちばんのことはichibannokotoha
何nanだろうdarou?
僕bokuはいつもいつもいつもhaitsumoitsumoitsumo
考kangaえてたeteta
泣naきたいほどのkitaihodono夕焼yuuyaけke空sora
朱akaくku染soまったmatta君kimiのno笑顔egao
僕bokuはha手teをwo伸noばしてbashite
だけどそれはdakedosoreha泡awaのようにnoyouni
はじけてhajikete消kiえたeta
雨上ameaがりのgarinoブランコburanko
アジサイajisaiのno小径komichi
石畳ishidatamiのno坂道sakamichiきらめくkirameku雨滴ameshizuku
水mizuたまりtamari飛toびbi越koえてete
はしゃいでたhasyaideta
木漏komoれre日biのno中nakaでde
過suぎgi去saったtta
遠tooいi日hiのno優yasaしいshii記憶kioku
たいせつなきみのためにtaisetsunakiminotameni
ぼくにできるbokunidekiru
いちばんのことはichibannokotoha
どこだろうdokodarou?隠kakuれてるのreteruno?
忍shinoんでるのnderuno?潜hisoんでるのnderuno?
あのano日hiのno夢yumeあのano日hiのno願negaいi
君kimiのno歌utaったあのttaanoメロディmerodi
僕bokuはha耳mimiすませてsumasete
だけどそれはdakedosoreha
風kazeにni吹fuかれkare霞kasuんでnde消kiえたeta
優yasaしいshii風吹kazefuいてたiteta
あのanoポプラpopura並木namiki
茜色akaneiroのno夕焼yuuyaけke燃moえるeru西nishiのno空sora
影法師追kageboushioいかけてikakete
駆kaけていくketeiku幼osanaいi二人futariのno
黄昏tasogareのno
<まどろみのmadoromino>
中nakaにni観miたta
<泡沫utakataのno>
あのano日hiのno記憶kioku
たいせつなきみのためにtaisetsunakiminotameni
ぼくにできるbokunidekiru
いちばんのことはichibannokotoha
約束yakusokuをwo忘wasuれることrerukoto
君kimiへのheno想omoいi消keしshi去saることrukoto
沈shizuむmu夕日暮yuuhikuれてくreteku空sora
夜yoruのno帳舞tobarimaいi降oりるriru頃koro
僕bokuはha目meをwo閉toじてjite
それはsoreha闇yamiにni溶toけるようにkeruyouni
滲nijiんでnde消kiえたeta
未来ashitaなんていらないよnanteiranaiyo
君kimiがga側sobaにいるniiru過去kinouのままでnomamade
たいせつなきみのためにtaisetsunakiminotameni
ぼくにできるbokunidekiru
いちばんのことはichibannokotoha
何nanだろうdarou?
僕bokuはいつもいつもいつもhaitsumoitsumoitsumo
考kangaえてたeteta
泣naきたいほどのkitaihodono夕焼yuuyaけke空sora
朱akaくku染soまったmatta君kimiのno笑顔egao
僕bokuはha手teをwo伸noばしてbashite
だけどそれはdakedosoreha泡awaのようにnoyouni
はじけてhajikete消kiえたeta