星屑と形 歌詞 ユナイト ふりがな付

僕ぼくはただ信しんじられるものをまた探さがそうとするけど、
隣同士となりどうしに見みえる星ほしたちのように本当ほんとうの距離きょりさえ知しらない。

誰だれかの平行線へいこうせん――。
『ここからここまで』
気付きづけば絡からまってる。
その意味いみも解わからず。

僕ぼくらありのままに受うけ入いれることが
怖こわくてまた形かたち -意味いみ- を欲ほしがる。
点てんと点てんさえもつなげて星座せいざにしたよ。
怖こわくて。

-見みれば-目めは形かたちに囚とらわれ、
-聴きけば-色いろを忘わすれて、
-触ふれる-勇気ゆうきもなくて、
-無知むち-も知しらない。

誰だれかの平行線へいこうせん――。
なければ僕ぼくら何なにも解わからない?

「誰だれかに失望しつぼうされるのが怖こわくて、誰だれにも信しんじてほしくない」
その癖くせに僕ぼくら何なにかを信しんじられずに居いられない。

僕ぼくは「誰だれも裏切うらぎりたくはない」そう言いい訳わけする。
今いまでも本当ほんとうは信しんじてみたいんだ全部ぜんぶ。

僕ぼくは本当ほんとうは知しってた。
自みずからを裏切うらぎりやり過すごす楽らくさを。
でもそれじゃ前まえを向むけないことも知しってた。

僕ぼくらありのままに受うけ入いれることが
怖こわくてまた形かたち -意味いみ- を欲ほしがる。
「信しんじられる」こと「信しんじる」こと。
どちらも欠かけては歩あるけない。

だから

――ほんの少すこしの勇気ゆうきを。