カゲロウデイズ ラップアレンジ 歌詞 はしやん ふりがな付

[verse1]
この国くにで一番平和いちばんへいわな日ひの昼下ひるさがりだってのに
081512の半はん 晴天せいてんの下したの一抹いちまつの不安ふあん
突つき刺さす太陽たいよう コラーゲンの怪盗かいとう 素手すでのblind
これはノーヒントの君きみとの駄弁だべりの頻度ひんども 実じつは世界最高数せかいさいこうすう
「でもまぁ夏なつは嫌きらいかな」なんて猫撫ねこなでながらふてぶてしく
つぶやく君視界端きみしかいはし 暑あつさに意識いしきの盾たて 隠かくれ聞きく
誰だれの都合つごうでもなく 気きまぐれ猫ねこを追おいかけ飛とび込こんだ
響ひびくタイヤの金切声かなきりごえが心臓しんぞうに 響ひびく赤あかで赤染あかそめる信号機しんごうき

[hook]
バッとトラックが bad trapで 君きみが楽器がっきで大合奏だいがっそう
血飛沫ちしぶきの色いろ、君きみの香かおりに混まざり喉のどの奥おくを殴なぐり続つづける
バッとトラックが bad trapで 僕ぼくの意識いしきが大脱走だいだっそう
嘘うそみたいな陽炎かげろうが 嗤わらって通とおせん坊ぼう 夏なつの水色蝉みずいろせみの音ねに眩くらむ

[verse2]
get up 起床きしょう 短針たんしんの微笑びしょう 絡からむベッドの上うえで「何時なんじ?」と議論ぎろん
長針ちょうしんの仲介ちゅうかいで空そらはシカト もうあの日ひの光ひかりは cut
蝉せみの長ながい断末魔合唱だんまつまがっしょう 入いれ替かえ記憶感覚きおくかんかくが葛藤かっとう
081412の過すぎ 何時いつかの不安ふあんのそのまた次つぎ
でもさぁ、少すこし不思議ふしぎだな。なんて昨日きのうの分析試ぶんせきこころみる
同おなじ公園こうえんで昨日きのうの明日あすの、なんて考かんがえても無駄むだと知しる
「もう今日きょうは帰かえろうか」日差ひざしに嫌気差いやけざし道みちに抜ぬける通路つうろ
曲まがり角かど 人々ひとびとの開口かいこう 無音むおんの物質空ぶっしつそらから邂逅かいこう

[hook]
フラッとただ堕おちる flight 鉄てつが降ふる 工事こうじ、君きみの胸むねに刺さす鉄柱てっちゅう
悲鳴ひめいhigh tone 風鈴ふうりんに混まざり 木きの隙間すきまを回まわり続つづける
フラッとただ堕おちる flight 鉄てつが降ふる 工事こうじ、僕ぼくの目め、鼻はな、耳みみ、撤収てっしゅう
ワザとらしい陽炎かげろうの brand new なぜか笑顔えがおの君きみで視界しかいが眩くらむ

繰くり返かえしblack out 叶かなわぬ奪還だっかん 嗤わらう陽炎かげろうにつく悪態あくたいも尽つきる
繰くり返かえしの何十年なんじゅうねん よくある話はなしの玩具がんぐで 終おわるなんてまっぴらさ
ただ一ひとつの結末けつまつ 君きみへのhappy end 受賞掴じゅしょうつかむ締切しめきりない無限期限むげんきげん
繰くり返かえした夏なつの日ひの向むこう。

[hook]
バッとトラックが bad trapで 僕ぼくの駆かけ足大合奏あしだいがっそう
突つき飛とばした君きみの瞳ひとみと僕ぼくの軋きしむ体からだで、血飛沫ちしぶきの色いろが乱反射らんはんしゃ
バッとトラックが bad trapで 君きみの死神大脱走しにがみだいだっそう
不貞腐ふてくされ陽炎かげろうに「ざまぁねぇ」って僕笑ぼくわらって
よく在ある夏なつの日ひ、エピローグ。

get up 起床きしょう 見慣みなれたvision 0814ベットの上うえ
少女しょうじょの溜息混ためいきまじり「まただめだったよ」
猫ねこが聞きき手てで 主人公しゅじんこうは二人ふたりもう一ひとつのプロローグ