静しずかな月明つきあかり 砂漠さばくに降ふる
窓辺まどべにはやさしき 夢ゆめの欠片降かけらふる
さぁ その目めを閉とじ
銀ぎんの月つきのまどろみの揺ゆり籠かごで
眠ねむりなさい
私わたしの愛いとしい王子おうじよ 何なにも恐おそれずに
もしもこの世界せかいが あなたを閉とじ込こめても
愛あいしている 永遠えいえんに
祈いのり続つづける 鍵かぎが開ひらくまで
届とどかぬぬくもりを 焦こがれる夜よる
指先ゆびさきに残のこるは ただ夢ゆめの欠片かけら
もし 一度いちどだけの
淡あわい夢ゆめを 月光げっこうが紡つむぐなら
見みせておくれ
あなたをこの腕うでの中なかに抱だきしめる夢ゆめを
誰だれかこの痛いたみを 眠ねむりに溶とかしてくれ
ここでひとり まぼろしを抱だいて
あなたに焦こがれる痛いたみも
もしも夢ゆめの果はてに あなたに出会であえたら
口付くちづけよう 何度なんどでも
そして永遠えいえんに 離はなさずにいよう
静shizuかなkana月明tsukiaかりkari 砂漠sabakuにni降fuるru
窓辺madobeにはやさしきnihayasashiki 夢yumeのno欠片降kakerafuるru
さぁsaa そのsono目meをwo閉toじji
銀ginのno月tsukiのまどろみのnomadoromino揺yuりri籠kagoでde
眠nemuりなさいrinasai
私watashiのno愛itoしいshii王子oujiよyo 何naniもmo恐osoれずにrezuni
もしもこのmoshimokono世界sekaiがga あなたをanatawo閉toじji込koめてもmetemo
愛aiしているshiteiru 永遠eienにni
祈inoりri続tsuduけるkeru 鍵kagiがga開hiraくまでkumade
届todoかぬぬくもりをkanunukumoriwo 焦koがれるgareru夜yoru
指先yubisakiにni残nokoるはruha ただtada夢yumeのno欠片kakera
もしmoshi 一度ichidoだけのdakeno
淡awaいi夢yumeをwo 月光gekkouがga紡tsumuぐならgunara
見miせておくれseteokure
あなたをこのanatawokono腕udeのno中nakaにni抱daきしめるkishimeru夢yumeをwo
誰dareかこのkakono痛itaみをmiwo 眠nemuりにrini溶toかしてくれkashitekure
ここでひとりkokodehitori まぼろしをmaboroshiwo抱daいてite
あなたにanatani焦koがれるgareru痛itaみもmimo
もしもmoshimo夢yumeのno果haてにteni あなたにanatani出会deaえたらetara
口付kuchiduけようkeyou 何度nandoでもdemo
そしてsoshite永遠eienにni 離hanaさずにいようsazuniiyou