蒼玉節 歌詞 新居昭乃 ふりがな付

ゆっくりと 今いま 空そら 透すき通とおる
銀河ぎんがに浮うかべた舟ふねを出だそう

Ah,サファイアの雫しずく そっと掬すくう
この手ての平ひらの中なかで広ひろがる
もうひとつの宇宙うちゅう

灯あかりを落おとそう
あなたの星ほしが見みえるだろう
灯あかりを落おとそう
永遠えいえんにその瞳ひとみに宿やどる星ほしとなる

水晶すいしょうの砂すな 冷つめたい火ひが灯ともる
何億光年なんおくこうねんの旅路たびじの果はて

Ah,オレンジと青あおの
あの座標ざひょうを目指めざせば ただ
心こころは重おもさをなくして行いく宇宙うちゅう


夜空よぞらを渡わたろう
水底みずぞこまぶしい河かわを超こえ
夜空よぞらを渡わたろう
一番愛いちばんいとしい命いのちの光ひかりを抱いだいて

ミルクの野原のはらを
飛とび立たつ白鳥はくちょうの群むれを
過すぎる 鮮あざやかなサソリの尾おを
降ふるように鳴なる琴ことの音ねを

灯あかりを落おとそう
あなたの星ほしが見みえるだろう
あなたが望のぞめば
永遠えいえんにその瞳ひとみに宿やどる星ほしとなる