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ロボットアニメの革命!?「ゼーガペイン」の進化の魅力を詳しく解説!

「ゼーガペイン」は2006年4月から9月までテレビ東京、BSジャパンなどで放送されていました。サンライズ制作のオリジナルアニメとなっていて、全26話で完結となっています。ロボットアニメの進化系とされている、同作の魅力を紹介します!

「ゼーガペイン」を詳しく解説!

『ゼーガペイン』は下田正美が監督を務めた、SFロボットアニメーションです。

高校生が主人公のアニメとなっています。

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高校生のキョウが水泳部の立て直しに必死になっていた時、不思議な雰囲気の先輩であるシズノと出会います。

キョウの先輩の島を司令官とし、シズノの他、各先輩達が敵対しているガルズオルムと戦う為に搭乗している戦艦オケアノス。

キョウはシズノにその戦艦オケアノスに呼ばれ、人型ロボットのゼーガペインで敵と戦う傍ら、衝撃の事実を告げられます。

キョウが戦闘で戦っている世界が本当の現実世界で、戦闘以外の日常生活はコンピューター内に保存されているデータにすぎない。という事実です。しかもそのデータ内での生活時間が一定期間になると、初めに戻り繰り返されてしまいます。

キョウ達の組織はセレブラムと呼ばれ、彼らに敵対している組織はガルズオルムと呼ばれています。彼らは、セレブラムを滅ぼし、コンピューターを奪い、永遠に生き続ける事ができる理想の世界を作ろうとしています。

セレブラムはコンピューターのデータ内で生き続ける事からの脱却を目指していて、コンピューターを守りながら、ガルズオルムと戦っています。

後に一回だけ人間に戻る事ができるリザレクションシステムを使い、ただ一人人間に戻り、全員が人間に戻る事ができるリザレクションシステムを組み立てる事になります。

キョウ達のセレブラムがどのように考え、葛藤しながら、ガズルオルムと戦っているのか、どのようにしてデータから人間に戻るのか、見どころがたくさんあるアニメです。また、キョウと幼馴染のリョウコは、ゼーガペインに乗る為のパートナーとなりますが、ふたりの恋の進展にも注目です。

セレブラムの青春しているキャラクターに注目!

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十凍 京(ソゴル キョウ)
ゼーガペインの主人公でパイロット。初めは水泳部の立て直しに躍起になっていましたが、先輩であるシズノに出会ってからすべてが変わります。

シズノに戦艦オケアノスを召喚され、真実を聞かされてからは今ある世界を守る為ガルズオルムと戦う覚悟を決めます。

後にリザレクションシステムを起動し、一人人間に戻り、皆が人間に戻る事ができるリザレクションシステムを組み立てています。

守凪 了子(カミナギ リョウコ)
キョウの幼馴染で、後にゼーガペインのパイロットのパートナーとしての力に覚醒し、キョウのパートナーとなります。

戦闘中に攻撃を受け、データが消去されたと思われていましたが、残ったデータをかき集め、何とか姿だけは元に戻る事ができました。しばらくの間は眠りについていて、ゼーガペインに搭乗した時だけ、いつものリョーコに戻る事ができていました。

その後、目覚めることが出来ましたが、感情のみ喪失してしまい、キョウ、リョウコ共に苦悩します。しかし、互いの絆は失われず、ゼーガペインで共に戦い続けます。

三崎 紫雫乃(ミサキ シズノ)
キョウの先輩でキョウを戦艦オケアノスに召喚。

キョウとはデータがループする前に、パートナーとして一緒に戦っていました。実はシズノはAIで、生徒会長であるシマとはいろいろな事を共有しています。

このアニメではキーマン的な存在です。

島(シマ)
戦艦オケアノスの司令官で生徒会長。

シズノとは古くからの付き合いで、色々な秘密を共有しています。

一番最初に覚醒し、セレブランの組織を作りました。

実はシマはデータから作り出されてたクローンで、定期的にメンテナンスを行わないと、クローンの体を維持できなくなっています。後にシマは体を維持できなくなり消滅してしまいます。

ミナト
戦艦オケアノスの副司令官的な存在。つねににシマを補佐していて優秀。

シマとは司令官、副司令官を超えた関係になりたいと望んではいるが、ある理由からシマには遠回しに拒否されています。

放送当初より今活躍している声優に注目!


十凍 京/浅沼晋太郎
2006年から声優を行っていて、声優の傍ら、ナレーションや脚本も書いています。

声質が幅広いので、様々な役で活躍しています。

主な出演作は『アカメが斬る』のスサノオ役があります。

守凪 了子/花澤香菜
2003年から声優活動を開始。

声優活動をしながら、ナレーションや歌手として音楽活動も行っています。

癒し系の声質が特徴でこのアニメをきっかけに、以後、ヒロイン的な役を多く演じています。

主な出演作は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の黒猫役があります。

三崎 紫雫乃/川澄綾子
1997年から声優活動を行っています。

声優の他にナレーションなども務めており、声優業界ではベテランで、様々なヒロイン的な役を演じています。

主な出演作は『Fate stay night』のセイバー役があります。

島(シマ)/坪井智浩
1994年から声優を行っています。

声質が青年向きなので、青年の役を多く演じました。

主な出演作は『薄桜鬼』の永倉新八役があります。

ミナト/井上麻里奈
2004年から声優活動開始。

声優活動の傍らナレーションも行っています。

深みのある魅力的な声質はヒロイン役でも、重要な脇役でも見事に演じています。

主な出演作品『魔法科高校の劣等生』の渡辺摩利役です。

「ゼーガペイン」の戦闘シーンに注目!

「ゼーガペイン」はロボットアニメの革命です。
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主人公のキョウは舞浜高校の水泳部。

水泳部の立て直しに奔走しているある時、先輩のシズノと出会い、戦艦オケアノスに召喚されてしまいます。そこで衝撃的な事実が告げられます。

キョウたちが生きている世界は、コンピューター内のデータの仮想世界だという事実です。データ容量には限りがある為、仮想世界は1年間で同じ生活をループしているにすぎないのです。

キョウ達に敵対しているガルズオルムは、コンピューターから作られたクローン。ガルズオルムは、キョウ達の考えとは違った世界にしようとしています。キョウ達の存在を否定していてデータを破壊し、滅ぼそうとしています。

データ化しているキョウ達を人間にする事ができるリザレクションシステムを使いますが、一度しか使えない為、キョウのみを人間に戻します。

人間に戻ったキョウはガルズオルムと戦い、激戦の末、ガルズオルムに勝利します。

エンディングでは幼馴染で恋人のリョーコが、人間に戻り身籠っているシーンが移っていました。キョウが、他のデータ化されている皆を人間に戻す為、リザレクションシステムの組み立てに成功し人間に。そして、皆が人間に戻った事がわかります。

『ゼーガペイン』ではロボットアニメの概念だけではありません。人間が存続する為に、コンピューター内でデータ化されて生き続けるという進んだIT技術と、クローン技術が描かれていて、まるで近未来を描いているように見えます。

青春を歌った楽曲って…!?

OPソング「キミヘ ムカウ ヒカリ」/新居昭乃

新居昭乃は1986年から活動を開始。シンガーソングライター、作曲家、作詞家、編曲家と幅広く活動しています。シンガーソングライターとしては多くの曲は出してはいませんが、作曲家、作詞家としては多くの楽曲を提供しています。



『キミヘ ムカウ ヒカリ』を聴いてみると、キョウとリョーコのパートナーとしての強い絆が書かれています。

歌詞には、

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キミの背中 ヒカリの羽が空へ広がる
どんな場所も どんな過去さえも
ただひとつの願いが乗り越えて行くよ
≪キミヘ ムカウ ヒカリ 歌詞より抜粋≫
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とあります。この歌詞では、ゼーガペインにパートナーとして搭乗しているふたりの気持ちが、ひとつの想いとなって戦う様子を表現しています。

他の歌詞では、

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向かう風に ヒカリの羽が透けて見える
どんな夢もどんな未来でも
キミが望むなら 今連れて行くよ
≪キミヘ ムカウ ヒカリ 歌詞より抜粋≫
----------------

とあります。この歌詞では、キョウとリョウコの未来への希望が、パートナーとして恋人としての絆によってさらに強い思いになっている様子を表現しています。

OPソングではキョウとリョウコのパートナー、恋人としてゼーガペインに搭乗し、どのような気持ちや想いと絆で戦っているのかが表現されています。

EDソング『リトルグッバイ』/ROCKY CHACK

ROCKY CHACKは1998年より活動をしています。当初は5人組のバンドでしたが、後に2人での活動となりました。
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『リトルグッバイ』は2人になった後の曲となっています。主にアニメソングを中心に活動していますが、曲数はそれほど多くはありません。

『リトルグッバイ』はサーバー内での繰り返される日常と、その日常から解放されたい想いが表現されています。

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記憶のふちで
時はくりかえす
イメージをみた イメージをみたくて
≪リトルグッバイ 歌詞より抜粋≫
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この歌詞では、サーバー内での繰り返しの生活を表現。同じイメージを繰り返していることを強調しています。

続いての歌詞では、エンディングに近い部分を表現しています。

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キスしてグッバイ
ありとあらゆるもの
めぐりゆく時に めぐりくるあなたに
≪リトルグッバイ 歌詞より抜粋≫
----------------

キョウはリョウコにキスをして、しばらくの別れをしていますが、最後には必ずリョウコのもとに戻って来ることを表現しています。

このEDソングでは、アニメのエンディングに近い部分を多く取り入れていて、キョウとリョウコの一時とはいえ、切ない別れのシーンを多く描いていると感じます。

「ゼーガペイン」は近未来アニメの金字塔!

『ゼーガペイン』が放映されるまでは、ロボット戦闘アニメといえばコンピューターを使ったシーンはありましたが、パイロットは実在した人間でした。
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『ゼーガペイン』では、データ化された人間がロボットに乗って戦っていることと、パートナーが必ず必須となっている点においては、ロボットアニメの革命といっても過言ではありません。

この後のアニメからは、いろいろな視点からアニメが作られました。そのことを少しでも頭の片隅において見ていただけるとまた、違った醍醐味が感じられます。
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