「当あたり前まえのことはわきまえて
あなたの口くちぶりや素振そぶりだけ見みてると
ここがむかむかするの
それになぜだか寂さびしくなるの」
「君きみの意見いけんを押おし付つけないで
そもそも僕ぼくは君きみの前まえでは
特とくに気きを付つけてたはずなんだ
適当てきとうな意見いけんはよしてくれ」
「それはそうとして あなた今日きょうも
あたしがあげたあのピアスがさ
あなたの耳みみに見当みあたらないね
それはどうやって誤魔化ごまかすの?」
「君きみの感性かんせいで喋しゃべらないで
そもそも僕ぼくは青あおが好すきでしょう
それを僕ぼくは理解りかいして欲ほしい
僕ぼくを知しってからまたお願ねがい」
「あぁ あなたとの関係かんけいは
拙つたない相違そういの範疇はんちゅうよ」
「なんの理由りゆうにもなり得えないさ
そんなんだから君きみはいつも」
「もううんざりよ 辞やめにしましょう
愛及屋烏あいきゅうおくうはあたしだけ」
「この話はなしは別べつの機会きかいにさ
二人ふたりの温度おんどで図はかろっか」
「はぁ」
「明あけ方がたの事ことを思おもい出だして
あなたは眠ねむい目めを押おさえてさ
確たしかにあたしの頬ほほを撫なでて
言葉巧ことばたくみに眠ねむりについた」
「それのどこが君きみを苦くるしめて
ここまで君きみを赤あかく染そめたか
それが僕ぼくは理解りかいできないし
正直大しょうじきたいして気きにしてない」
「なんてこと あなたったら
まるで明あけ方がたとは別人べつじんね」
「心外しんがいだ それならば
跪ひざまずいて泣なきわめいてあげようか」
「あぁ あなたとの関係かんけいは
むず痒かゆい想おもいの結晶けっしょうよ」
「夢ゆめを見みたなら後始末あとしまつをさ
忘わすれずに済すませて吐はき出だして」
「もうその口くちは消きえて頂戴ちょうだい
愛多憎生あいたぞうせいの欠片かけらもない」
「この話はなしは別べつの機会きかいにさ
互たがいの気分きぶんでまたいつか」
「もうどうしてわからないの」
「誰だれも悪わるくはないから」
「もうどうしてあたしなの」
「他ほかに誰だれがいるのさ」
「あなたはいつでもそうやって」
「ここには嘘うそなどひとつも含ふくんでないから」
「あぁ あなたとの関係かんけいは
皮肉ひにくに任まかせたフィクションよ」
「それについて詳くわしく話はなして
僕ぼくはまだ君きみを知しらな過すぎる」
「あぁ あなたとの存在そんざいは
合縁奇縁あいえんきえんの以下いかではない」
「君きみと深ふかく話はなしがしたいな
今いまではないと意味いみがないや」
「「はぁ」」
「当aたりtari前maeのことはわきまえてnokotohawakimaete
あなたのanatano口kuchiぶりやburiya素振sobuりだけridake見miてるとteruto
ここがむかむかするのkokogamukamukasuruno
それになぜだかsoreninazedaka寂sabiしくなるのshikunaruno」
「君kimiのno意見ikenをwo押oしshi付tsuけないでkenaide
そもそもsomosomo僕bokuはha君kimiのno前maeではdeha
特tokuにni気kiをwo付tsuけてたはずなんだketetahazunanda
適当tekitouなna意見ikenはよしてくれhayoshitekure」
「それはそうとしてsorehasoutoshite あなたanata今日kyouもmo
あたしがあげたあのatashigaagetaanoピアスpiasuがさgasa
あなたのanatano耳mimiにni見当miaたらないねtaranaine
それはどうやってsorehadouyatte誤魔化gomakaすのsuno?」
「君kimiのno感性kanseiでde喋syabeらないでranaide
そもそもsomosomo僕bokuはha青aoがga好suきでしょうkidesyou
それをsorewo僕bokuはha理解rikaiしてshite欲hoしいshii
僕bokuをwo知shiってからまたおttekaramatao願negaいi」
「あぁaa あなたとのanatatono関係kankeiはha
拙tsutanaいi相違souiのno範疇hanchuuよyo」
「なんのnanno理由riyuuにもなりnimonari得eないさnaisa
そんなんだからsonnandakara君kimiはいつもhaitsumo」
「もううんざりよmouunzariyo 辞yaめにしましょうmenishimasyou
愛及屋烏aikyuuokuuはあたしだけhaatashidake」
「このkono話hanashiはha別betsuのno機会kikaiにさnisa
二人futariのno温度ondoでde図hakaろっかrokka」
「はぁhaa」
「明aけke方gataのno事kotoをwo思omoいi出daしてshite
あなたはanataha眠nemuいi目meをwo押oさえてさsaetesa
確tashiかにあたしのkaniatashino頬hohoをwo撫naでてdete
言葉巧kotobatakuみにmini眠nemuりについたrinitsuita」
「それのどこがsorenodokoga君kimiをwo苦kuruしめてshimete
ここまでkokomade君kimiをwo赤akaくku染soめたかmetaka
それがsorega僕bokuはha理解rikaiできないしdekinaishi
正直大syoujikitaiしてshite気kiにしてないnishitenai」
「なんてことnantekoto あなたったらanatattara
まるでmarude明aけke方gataとはtoha別人betsujinねne」
「心外shingaiだda それならばsorenaraba
跪hizamazuいてite泣naきわめいてあげようかkiwameiteageyouka」
「あぁaa あなたとのanatatono関係kankeiはha
むずmuzu痒kayuいi想omoいのino結晶kessyouよyo」
「夢yumeをwo見miたならtanara後始末atoshimatsuをさwosa
忘wasuれずにrezuni済suませてmasete吐haきki出daしてshite」
「もうそのmousono口kuchiはha消kiえてete頂戴choudai
愛多憎生aitazouseiのno欠片kakeraもないmonai」
「このkono話hanashiはha別betsuのno機会kikaiにさnisa
互tagaいのino気分kibunでまたいつかdemataitsuka」
「もうどうしてわからないのmoudoushitewakaranaino」
「誰dareもmo悪waruくはないからkuhanaikara」
「もうどうしてあたしなのmoudoushiteatashinano」
「他hokaにni誰dareがいるのさgairunosa」
「あなたはいつでもそうやってanatahaitsudemosouyatte」
「ここにはkokoniha嘘usoなどひとつもnadohitotsumo含fukuんでないからndenaikara」
「あぁaa あなたとのanatatono関係kankeiはha
皮肉hinikuにni任makaせたsetaフィクションfikusyonよyo」
「それについてsorenitsuite詳kuwaしくshiku話hanaしてshite
僕bokuはまだhamada君kimiをwo知shiらなrana過suぎるgiru」
「あぁaa あなたとのanatatono存在sonzaiはha
合縁奇縁aienkienのno以下ikaではないdehanai」
「君kimiとto深fukaくku話hanashiがしたいなgashitaina
今imaではないとdehanaito意味imiがないやganaiya」
「「はぁhaa」」