リエリカ 歌詞 宮下遊 feat. GUMI ふりがな付

こんな独ひとりきりを愛あいしても 君きみが来きたら
すぐに心臓しんぞうの音おとがずれていく
涙なみだがもう跡あとになって 愛あいし合あうなら
後悔こうかいを弾ひいて 目めを瞑つむっても
わからない どうして
二人ふたりは 甘あまく 気きづかず
我儘わがままにもがいて 絡からまった糸いとは
藍色あいいろに沈しずむ頃ころ ぼろぼろになった
枯かれる花はなを見みて 一人ひとりで笑わらった
ずっと昔むかしのままの約束やくそくを
君きみと僕ぼくは 1と1を合あわせて 抱だきしめた
「まだふたつ」それでも感覚かんかくは
一人ひとりで生いきていた 声こえを知しらなかった
うつむく顔かおに灯ともしびが届とどく
涙なみだを隠かくし歩あるいても 朝あさが来きたら
すぐに心臓しんぞうの音おとがずれていく
失なくしてた君きみが見みえた 認みとめ合あうなら
空からっぽのまま 手てを握にぎっても
すれ違ちがう どうして
二人ふたりは 淡あわく 気きづかず
枯葉かれはで隠かくされた 隙間すきまを辿たどれず
日陰ひかげの寒さむさが 足あしに絡からまった
君きみはいつまでも 花はなは見みないで
置おいてきた声こえもすぐ錆さび付ついた
私わたしたちは 1と0に別わかれて 誤魔化ごまかした
「まだひとつ」それでも感覚かんかくは
二人ふたりに生いきていた 二人ふたりを飲のみ込こんだ
言葉ことばの波なみのような空そら
陽炎かげろうが掠かすめた 指先揺ゆびさきゆらいで
透明とうめいな手てのひらを向むけて 只願ただねがっても零こぼれた
あのときから
明日あしたはもう日々ひびに隠かくれて 冬ふゆが来きたら
すぐに心臓しんぞうの音おとがずれていく
僕ぼくらはもう見みえなかった 与あたえ合あうなら
貴方あなたにあげた 色いろを返かえして
交まじわらない どうして
幽かすか見みえた 君きみは染そまって