夏なつを待まちわびる庭にわに
今年ことしも種たねを蒔まいた
あなたと過すごした日々ひびが
色褪いろあせず、此処ここに見みえる
ようやく芽めを出だした双葉ふたば
君きみの好すきな 向日葵ひまわりの花はな
来年らいねんも再来年さらいねんも
見みられる、と思おもっていた
届とどいたその手紙てがみは
見事みごとな薔薇そうびの赤あか
降ふり出だす雨あめの中なかで
か細ぼそい背せが崩くずれ落おちた
泣なかないで
僕ぼくのこの手てに 守まもれる明日あすがあるなら
喜よろこんで 僕ぼくは向むかうよ
君きみが繋つなぐ、未来みらいのために
行いかないで 私わたしを置おいて
あなたがいない未来みらいなんて、いらないから
ただ此処ここにいて
降ふり止やまぬ雨あめを、拭ぬぐって……
鳴なき出だす汽笛きてきの声こえ 別わかれの時ときが迫せまる
迷まよわず踏ふみ出だす背せを
か細ぼそい手てが 強つよく阻はばんだ
いかないで……
止とめないで
君きみのこの手ては 尊とうとき明日あすを掴つかんで……
泣なかないで 最後さいごくらいは
笑顔えがおの花はなを手向たむけてくれ……
逝いかないで 私わたしを置おいて
惜別せきべつの餞はなむけなら、あげないから
ただ此処ここにいて
降ふり止やまぬ雨あめに打うたれて
向日葵ひまわりの花はなを待まっていよう……
夏natsuをwo待maちわびるchiwabiru庭niwaにni
今年kotoshiもmo種taneをwo蒔maいたita
あなたとanatato過suごしたgoshita日々hibiがga
色褪iroaせずsezu、此処kokoにni見miえるeru
ようやくyouyaku芽meをwo出daしたshita双葉futaba
君kimiのno好suきなkina 向日葵himawariのno花hana
来年rainenもmo再来年sarainenもmo
見miられるrareru、とto思omoっていたtteita
届todoいたそのitasono手紙tegamiはha
見事migotoなna薔薇soubiのno赤aka
降fuりri出daすsu雨ameのno中nakaでde
かka細bosoいi背seがga崩kuzuれre落oちたchita
泣naかないでkanaide
僕bokuのこのnokono手teにni 守mamoれるreru明日asuがあるならgaarunara
喜yorokoんでnde 僕bokuはha向muかうよkauyo
君kimiがga繋tsunaぐgu、未来miraiのためにnotameni
行iかないでkanaide 私watashiをwo置oいてite
あなたがいないanatagainai未来miraiなんてnante、いらないからiranaikara
ただtada此処kokoにいてniite
降fuりri止yaまぬmanu雨ameをwo、拭nuguってtte……
鳴naきki出daすsu汽笛kitekiのno声koe 別wakaれのreno時tokiがga迫semaるru
迷mayoわずwazu踏fuみmi出daすsu背seをwo
かka細bosoいi手teがga 強tsuyoくku阻habaんだnda
いかないでikanaide……
止toめないでmenaide
君kimiのこのnokono手teはha 尊toutoきki明日asuをwo掴tsukaんでnde……
泣naかないでkanaide 最後saigoくらいはkuraiha
笑顔egaoのno花hanaをwo手向tamuけてくれketekure……
逝iかないでkanaide 私watashiをwo置oいてite
惜別sekibetsuのno餞hanamukeならnara、あげないからagenaikara
ただtada此処kokoにいてniite
降fuりri止yaまぬmanu雨ameにni打uたれてtarete
向日葵himawariのno花hanaをwo待maっていようtteiyou……