駆かけ巡めぐる想おもいは
いつまでも消化しょうかできずに
伝つたえたい想おもいは
いつまでも言葉ことばにならない
振ふり返かえることより
羽はばたける翼動つばさうごかせば
心閉こころとじているより
苦くるしまずにすむのに
Ah 行いかないで 消きえないで
夢ゆめから醒さめないでずっと
掴つかんでも掴つかんでもそれは幻まぼろしのまま
Ah 行いかないで 消きえないで
最後さいごに交かわした言葉ことばも
消きえてゆく 止とめられず
手てのひらからこぼれた
ハルジオン
引ひきずるこの想おもい
翼つばさは飛とぶことも忘わすれ
だけど消きえない想おもい
どうすることもできないまま
『どうせ何なにも変かわらない』
口癖くちぐせはいつも人生じんせいを
少すこし曇くもらせている
わかっているはずなのに
Ah うたかたの夢ゆめならば
せめて幻まぼろしの虜とりこに
浮うかんでは消きえてゆく
想おもいの欠片眺かけらながめ
Ah 切せつなさと無力むりょくさに
打うち震ふるえる力ちからも無なく
過すぎ去さった幻まぼろしに
ただ立たち尽つくしたまま
霞かすんでは消きえてゆく
霧きりの中なか 夢ゆめの中なか
ハルジオン
駆kaけke巡meguるru想omoいはiha
いつまでもitsumademo消化syoukaできずにdekizuni
伝tsutaえたいetai想omoいはiha
いつまでもitsumademo言葉kotobaにならないninaranai
振fuりri返kaeることよりrukotoyori
羽haばたけるbatakeru翼動tsubasaugoかせばkaseba
心閉kokorotoじているよりjiteiruyori
苦kuruしまずにすむのにshimazunisumunoni
Ah 行iかないでkanaide 消kiえないでenaide
夢yumeからkara醒saめないでずっとmenaidezutto
掴tsukaんでもndemo掴tsukaんでもそれはndemosoreha幻maboroshiのままnomama
Ah 行iかないでkanaide 消kiえないでenaide
最後saigoにni交kaわしたwashita言葉kotobaもmo
消kiえてゆくeteyuku 止toめられずmerarezu
手teのひらからこぼれたnohirakarakoboreta
ハルジオンharujion
引hiきずるこのkizurukono想omoいi
翼tsubasaはha飛toぶこともbukotomo忘wasuれre
だけどdakedo消kiえないenai想omoいi
どうすることもできないままdousurukotomodekinaimama
『どうせdouse何naniもmo変kaわらないwaranai』
口癖kuchiguseはいつもhaitsumo人生jinseiをwo
少sukoしshi曇kumoらせているraseteiru
わかっているはずなのにwakatteiruhazunanoni
Ah うたかたのutakatano夢yumeならばnaraba
せめてsemete幻maboroshiのno虜torikoにni
浮uかんではkandeha消kiえてゆくeteyuku
想omoいのino欠片眺kakeranagaめme
Ah 切setsuなさとnasato無力muryokuさにsani
打uちchi震furuえるeru力chikaraもmo無naくku
過suぎgi去saったtta幻maboroshiにni
ただtada立taちchi尽tsuくしたままkushitamama
霞kasuんではndeha消kiえてゆくeteyuku
霧kiriのno中naka 夢yumeのno中naka
ハルジオンharujion