青あおい月夜つきよに いま鳴なる鈴すずは
あれは恋こいしい 大八様だいはちさまか
人目忍ひとめしのんで 表おもてに出でれば
庭にわの山椒さんしょうにゃ ヨーホイ
風かぜばかり 風かぜばかりヨ
馬塞棒ませんぼうならして 嘶いななくく黒馬あおよ
拗すねて一いちト節せつ 稗搗ひえつきくずし
更ふけて燦きらめく 椎葉しばの星ほしは
花はなの鶴富つるとみ ヨーホイ
泣なく涙なみだ 泣なく涙なみだヨ
固かたい契ちぎりも 一夜いちやの夢ゆめか
ままにならない 源平げんぺいしぐれ
又またも鳴なるかよ 未練みれんの鈴すずが
娘むすめごころに ヨーホイ
濡ぬれて鳴なる 濡ぬれて鳴なるヨ
青aoいi月夜tsukiyoにni いまima鳴naるru鈴suzuはha
あれはareha恋koiしいshii 大八様daihachisamaかka
人目忍hitomeshinoんでnde 表omoteにni出deればreba
庭niwaのno山椒sansyouにゃnya ヨyoーホイhoi
風kazeばかりbakari 風kazeばかりbakariヨyo
馬塞棒masenbouならしてnarashite 嘶inanakuくku黒馬aoよyo
拗suねてnete一ichiトto節setsu 稗搗hietsukiくずしkuzushi
更fuけてkete燦kiraめくmeku 椎葉shibaのno星hoshiはha
花hanaのno鶴富tsurutomi ヨyoーホイhoi
泣naくku涙namida 泣naくku涙namidaヨyo
固kataいi契chigiりもrimo 一夜ichiyaのno夢yumeかka
ままにならないmamaninaranai 源平genpeiしぐれshigure
又mataもmo鳴naるかよrukayo 未練mirenのno鈴suzuがga
娘musumeごころにgokoroni ヨyoーホイhoi
濡nuれてrete鳴naるru 濡nuれてrete鳴naるruヨyo