よみ:おれいまいり
御礼参り 歌詞
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シェルミィ
- 2018.7.18 リリース
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風車かざぐるま、林檎飴りんごあめ、
蟋蟀鳴こおろぎなく夜母よるははは言いった
「夜更よふけの黒猫くろねこは笑わらう」朧月照おぼろつきてらす
障子しょうじの向むこう瞳ひとみは
じろりぎろり空そらを描えがく
三白眼さんぱくがんが収おさめた母ははは井戸いどで眠ねむる
黄金色こがねいろの空そらを落おとす林檎飴りんごあめ、
参道指差さんどうゆびさす童歌わらべうた
晩夏ばんかの夜よるに照てらす提灯ちょうちん、
蛍ほたるが導みちびくは浮世道うきよみち
紫陽花あじさいが散ちる頃ころ、
母ははが漏もらした吐息といきを後あとに消きえた
「月つきは見みている」
染そまる地ちを踏ふみ、
母ははは記憶きおくで嘔吐おうとした
歯型残はがたのこる首くびを括くくる麻縄あさなわ、
濡ぬれた額がくを撫なでる
「この結末けつまつはあまりに酷こくだ」と嘯うそぶく
黄金色こがねいろの空落そらおとす林檎飴りんごあめ、
参道指差さんどうゆびさす童歌わらべうた
挽歌ばんかの夜よるに照てらす提灯ちょうちん、
蛍ほたるが導みちびくは浮世道うきよみち
ゆらりゆらり提灯揺ちょうちんゆらす影かげ
能面のうめんに隠かくすは幼おさなき赫かくう日々ひび
白菊しらぎくが咲さく頃ころ、私わたしは居いない。
奇矯ききょうな日々ひびを終おえた
「月つきは知しってる」
障子しょうじの向むこう、母はははもう居いない
劈つんざく悲鳴ひめい、爪先つまさきで立たつ男おとこは一人嗤ひとりわらう
枯かれた紫陽花喰あじさいくらう背後はいごに一月いちがつし、
林檎飴りんごあめを拾ひろう
蟋蟀鳴こおろぎなく夜母よるははは言いった
「夜更よふけの黒猫くろねこは笑わらう」朧月照おぼろつきてらす
障子しょうじの向むこう瞳ひとみは
じろりぎろり空そらを描えがく
三白眼さんぱくがんが収おさめた母ははは井戸いどで眠ねむる
黄金色こがねいろの空そらを落おとす林檎飴りんごあめ、
参道指差さんどうゆびさす童歌わらべうた
晩夏ばんかの夜よるに照てらす提灯ちょうちん、
蛍ほたるが導みちびくは浮世道うきよみち
紫陽花あじさいが散ちる頃ころ、
母ははが漏もらした吐息といきを後あとに消きえた
「月つきは見みている」
染そまる地ちを踏ふみ、
母ははは記憶きおくで嘔吐おうとした
歯型残はがたのこる首くびを括くくる麻縄あさなわ、
濡ぬれた額がくを撫なでる
「この結末けつまつはあまりに酷こくだ」と嘯うそぶく
黄金色こがねいろの空落そらおとす林檎飴りんごあめ、
参道指差さんどうゆびさす童歌わらべうた
挽歌ばんかの夜よるに照てらす提灯ちょうちん、
蛍ほたるが導みちびくは浮世道うきよみち
ゆらりゆらり提灯揺ちょうちんゆらす影かげ
能面のうめんに隠かくすは幼おさなき赫かくう日々ひび
白菊しらぎくが咲さく頃ころ、私わたしは居いない。
奇矯ききょうな日々ひびを終おえた
「月つきは知しってる」
障子しょうじの向むこう、母はははもう居いない
劈つんざく悲鳴ひめい、爪先つまさきで立たつ男おとこは一人嗤ひとりわらう
枯かれた紫陽花喰あじさいくらう背後はいごに一月いちがつし、
林檎飴りんごあめを拾ひろう