よみ:あらそいのけいふ
争いの系譜 歌詞
-
Sound Horizon
- 2007.8.1 リリース
- 作詞
- Revo
- 作曲
- Revo
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――かつて世界せかいには
神かみより遣つかわされし蒼氷そうひょうの石いしが在あった
古いにしえの聖者せいじゃがその秘石ひせきを用もちい
焔ほのおの悪魔あくまを封ふうじた伝説でんせつは伝承でんしょうの詩うたとなったが
今いまや...その秘石いしの行方ゆくえは...杳ようとして知しれぬまま……
――神かみよ!
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! お別れだアディオス...
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! 嗚呼ああ...神よディオス!
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! 此処でお別れだアディオス...
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! 嗚呼ああ...我らが神よディオス!
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 領土再征服せよレコンキスタ!
【書しょハ物語ものがたル】
神かみは土塊つちくれから 初はじめに男おとこを創つくり
その肋骨あばらぼねから 女おんなを創つくった
兄あには土つちを耕たがやし 弟おとうとは羊ひつじを飼かった
争あらそいの歴史れきしは 此処ここから始はじまった
以来いらい...何故なぜ...人ひとは 断たち切きれないのだろう?
争あらそいを繰くり返かえす 負ふの連鎖れんさを
弱よわい私わたしは誰だれを憎にくめば良いい 嗚呼ああ...誰だれか教おしえて……
『歴史れきしは駆かけ廻まわる――』
離散りさんの老預言者ろうよげんしゃと流浪るろうの三姉妹さんしまい
父ちちと母ははを両皿りょうさらに乗のせ傾かたむかざる少女しょうじょの天秤てんびん
幸しあわせな時ときほど 誰だれもが気付きづかない
密ひそやかに歯車はぐるま 廻まわすのが《六番目の女神うんめい》
不幸ふしあわせな時ときには もう気付きづいても手遅ておくれ
世界せかいを蝕むしばむ奈落ならくへ 堕おとすのも《六番目の女神うんめい》
少女しょうじょが裸足はだしで駆かけ出だした 石畳いしだたみを蒼あおく 照てらす月灯つきあかり
家いえにはもう居いたくない 足あしなどもう痛いたくない
此処ここではない何処どこかへと 行方ゆくえのない彼方かなたへと
『歴史れきしは駆かけ廻めぐる――』
怒いかりと憎にくしみの時代ときを彼女かのじょは疾はしり月夜つきよに散ちった
昏くらい冷雨れいうの牢獄ろうごく 朽きゅうの眠ねむりに囚とらわれし男おとこ
奪うばわれし焔ほのおを取とり戻もどし 緋ひき瞳ひとみを静しずかに開ひらいた
男おとこは少女しょうじょに問とうた 少女しょうじょは《美うつくしき夜よる》の名なで応こたえた
少女しょうじょも男おとこに問とうた 答こたえは馴染なじみの無ない異国いこくの響ひびき
少女しょうじょは男おとこを《悪魔あくま》と呼よぶことにした 男おとこは奇妙きみょうに嗤わらった
少女しょうじょは生死せいしを別わかつ淵ふちに立たちながらも 凛りんとして怯おびえなかった……
『歴史れきしは駆かけ廻めぐる――』
痛いたみと哀かなしみの時代ときを私わたしは選えらび其その手てを取とった
残酷ざんこくナ『永遠えいえん』ト謂いウ苦にがイ毒どくヲ、喰くラウ覚悟かくごガ在あルナラバ、共ともニ生いキヨウ
神かみより遣つかわされし蒼氷そうひょうの石いしが在あった
古いにしえの聖者せいじゃがその秘石ひせきを用もちい
焔ほのおの悪魔あくまを封ふうじた伝説でんせつは伝承でんしょうの詩うたとなったが
今いまや...その秘石いしの行方ゆくえは...杳ようとして知しれぬまま……
――神かみよ!
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! お別れだアディオス...
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! 嗚呼ああ...神よディオス!
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! 此処でお別れだアディオス...
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 再征服せよレコンキスタ! 嗚呼ああ...我らが神よディオス!
再征服レコンキスタ ⇒ 再征服レコンキスタ ⇒ 領土再征服せよレコンキスタ!
【書しょハ物語ものがたル】
神かみは土塊つちくれから 初はじめに男おとこを創つくり
その肋骨あばらぼねから 女おんなを創つくった
兄あには土つちを耕たがやし 弟おとうとは羊ひつじを飼かった
争あらそいの歴史れきしは 此処ここから始はじまった
以来いらい...何故なぜ...人ひとは 断たち切きれないのだろう?
争あらそいを繰くり返かえす 負ふの連鎖れんさを
弱よわい私わたしは誰だれを憎にくめば良いい 嗚呼ああ...誰だれか教おしえて……
『歴史れきしは駆かけ廻まわる――』
離散りさんの老預言者ろうよげんしゃと流浪るろうの三姉妹さんしまい
父ちちと母ははを両皿りょうさらに乗のせ傾かたむかざる少女しょうじょの天秤てんびん
幸しあわせな時ときほど 誰だれもが気付きづかない
密ひそやかに歯車はぐるま 廻まわすのが《六番目の女神うんめい》
不幸ふしあわせな時ときには もう気付きづいても手遅ておくれ
世界せかいを蝕むしばむ奈落ならくへ 堕おとすのも《六番目の女神うんめい》
少女しょうじょが裸足はだしで駆かけ出だした 石畳いしだたみを蒼あおく 照てらす月灯つきあかり
家いえにはもう居いたくない 足あしなどもう痛いたくない
此処ここではない何処どこかへと 行方ゆくえのない彼方かなたへと
『歴史れきしは駆かけ廻めぐる――』
怒いかりと憎にくしみの時代ときを彼女かのじょは疾はしり月夜つきよに散ちった
昏くらい冷雨れいうの牢獄ろうごく 朽きゅうの眠ねむりに囚とらわれし男おとこ
奪うばわれし焔ほのおを取とり戻もどし 緋ひき瞳ひとみを静しずかに開ひらいた
男おとこは少女しょうじょに問とうた 少女しょうじょは《美うつくしき夜よる》の名なで応こたえた
少女しょうじょも男おとこに問とうた 答こたえは馴染なじみの無ない異国いこくの響ひびき
少女しょうじょは男おとこを《悪魔あくま》と呼よぶことにした 男おとこは奇妙きみょうに嗤わらった
少女しょうじょは生死せいしを別わかつ淵ふちに立たちながらも 凛りんとして怯おびえなかった……
『歴史れきしは駆かけ廻めぐる――』
痛いたみと哀かなしみの時代ときを私わたしは選えらび其その手てを取とった
残酷ざんこくナ『永遠えいえん』ト謂いウ苦にがイ毒どくヲ、喰くラウ覚悟かくごガ在あルナラバ、共ともニ生いキヨウ