集つどう 笑わらう 歌うたう 踊おどる
村むらびとの 語かたらいが 明あかるくひびいてた
枝えだを 拡ひろげ 茂しげる その葉は
吹ふき抜ぬける潮風しおかぜが 心こころを撫なでていく
緑陰こかげよ 緑陰こかげ
クワディーサーの緑陰こかげ
さしのばす枝えだのむこうに
タマンの海うみ 鮮あざやか
ウチナーの夏なつ
青あおい 風かぜに 雲くもは 走はしる
村むらびとも恋こいびとも まどろむ昼ひるさがり
枝えだを 拡ひろげ 茂しげる その葉は
迫せまりくる 夕暮ゆうぐれが 茜あかねを呼よびよせる
緑陰こかげよ 緑陰こかげ
クワディーサーの緑陰こかげ
さしのばす枝えだのむこうに
タマンの海うみ 鮮あざやか
ウチナーの夏なつ
遠とおい日ひ 忘わすれられない 夏なつがあり
その年としに うりずんはなかった
村むらは消きえ 丘おかは砕くだけ
村むらびとの声こえは 炎ほのおに溶とけた
緑陰こかげさえ 燃もえつきてしまった
残のこったのは
悲かなしみより深ふかい 悲かなしみ
苦くるしみより重おもい 苦くるしみ
陽炎かげろう ゆれる 夏なつの 礎いしずえ
名なを探さがし 触ふれる手てに 灼やきつくなつかしさ
枝えだを 伸のばせ 茂しげれ その葉は
過すぎし日ひの 語かたらいを やさしく呼よびおこせ
緑陰こかげよ 緑陰こかげ
クワディーサーの緑陰こかげ
さしのばす枝えだのむこうに
タマンの海うみ 鮮あざやか
ウチナーの夏なつ
緑陰こかげよ 緑陰こかげ
クワディーサーの緑陰こかげ
さしのばす枝えだのむこうに
タマンの海うみ 鮮あざやか
ウチナーの夏なつ
集tsudoうu 笑waraうu 歌utaうu 踊odoるru
村muraびとのbitono 語kataらいがraiga 明akaるくひびいてたrukuhibiiteta
枝edaをwo 拡hiroげge 茂shigeるru そのsono葉ha
吹fuきki抜nuけるkeru潮風shiokazeがga 心kokoroをwo撫naでていくdeteiku
緑陰kokageよyo 緑陰kokage
クワディkuwadiーサsaーのno緑陰kokage
さしのばすsashinobasu枝edaのむこうにnomukouni
タマンtamanのno海umi 鮮azaやかyaka
ウチナuchinaーのno夏natsu
青aoいi 風kazeにni 雲kumoはha 走hashiるru
村muraびともbitomo恋koiびともbitomo まどろむmadoromu昼hiruさがりsagari
枝edaをwo 拡hiroげge 茂shigeるru そのsono葉ha
迫semaりくるrikuru 夕暮yuuguれがrega 茜akaneをwo呼yoびよせるbiyoseru
緑陰kokageよyo 緑陰kokage
クワディkuwadiーサsaーのno緑陰kokage
さしのばすsashinobasu枝edaのむこうにnomukouni
タマンtamanのno海umi 鮮azaやかyaka
ウチナuchinaーのno夏natsu
遠tooいi日hi 忘wasuれられないrerarenai 夏natsuがありgaari
そのsono年toshiにni うりずんはなかったurizunhanakatta
村muraはha消kiえe 丘okaはha砕kudaけke
村muraびとのbitono声koeはha 炎honooにni溶toけたketa
緑陰kokageさえsae 燃moえつきてしまったetsukiteshimatta
残nokoったのはttanoha
悲kanaしみよりshimiyori深fukaいi 悲kanaしみshimi
苦kuruしみよりshimiyori重omoいi 苦kuruしみshimi
陽炎kagerou ゆれるyureru 夏natsuのno 礎ishizue
名naをwo探sagaしshi 触fuれるreru手teにni 灼yaきつくなつかしさkitsukunatsukashisa
枝edaをwo 伸noばせbase 茂shigeれre そのsono葉ha
過suぎしgishi日hiのno 語kataらいをraiwo やさしくyasashiku呼yoびおこせbiokose
緑陰kokageよyo 緑陰kokage
クワディkuwadiーサsaーのno緑陰kokage
さしのばすsashinobasu枝edaのむこうにnomukouni
タマンtamanのno海umi 鮮azaやかyaka
ウチナuchinaーのno夏natsu
緑陰kokageよyo 緑陰kokage
クワディkuwadiーサsaーのno緑陰kokage
さしのばすsashinobasu枝edaのむこうにnomukouni
タマンtamanのno海umi 鮮azaやかyaka
ウチナuchinaーのno夏natsu