よみ:もみじ
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引ひっ越こしするって聞きいた時ときはまだ
心こころの準備じゅんびが出来できていなかった
幼馴染おさななじみだとか 角かどのよく吠ほえる犬いぬとか
帰かえり道みちの景色けしきも やがて思おもい出での中なか
午後五時五十五分ごごごじごじゅうごふんの空そらを 僕ぼくは見上みあげながら
二度にどと同おなじに戻もどらない雲くもと 自分じぶんを重かさねてしまうよ
あの紅葉もみじみたいに頬ほほを染そめてく君きみを思おもい出だして
僕ぼくはまた歩あるき出だしたんだ
半袖はんそでじゃ少すこし肌寒はだざむくなったな
二杯目にはいめのコーヒー 飲のみ切きれないまま
あの頃ころは良よかった なんて少すこしも思おもわないけど
今日きょうは理由りゆうも分わからずに 涙なみだが溢あふれてくるよ
午後五時五十五分ごごごじごじゅうごふんの電車でんしゃ 僕ぼくは乗のり遅おくれて
動うごき始はじめた窓まどガラス越ごしに 君きみを探さがしてしまうよ
あの紅葉もみじみたいに頬ほほを染そめてく君きみの手ての温ぬくもり
僕ぼくの左手ひだりてに残のこるんだ
冬ふゆに葉はっぱが散ちるから 新あたらしい緑みどりが生うまれる
きっと きっと僕ぼくらもそうなんだろう
午後五時五十五分ごごごじごじゅうごふんの空そらを 僕ぼくは見上みあげながら
二度にどと同おなじに戻もどらない雲くもと 自分じぶんを重かさねてしまうよ
あの紅葉もみじみたいに頬ほほを染そめてく君きみとまた会あえたら
僕ぼくは伝つたえなきゃいけないな
心こころの準備じゅんびが出来できていなかった
幼馴染おさななじみだとか 角かどのよく吠ほえる犬いぬとか
帰かえり道みちの景色けしきも やがて思おもい出での中なか
午後五時五十五分ごごごじごじゅうごふんの空そらを 僕ぼくは見上みあげながら
二度にどと同おなじに戻もどらない雲くもと 自分じぶんを重かさねてしまうよ
あの紅葉もみじみたいに頬ほほを染そめてく君きみを思おもい出だして
僕ぼくはまた歩あるき出だしたんだ
半袖はんそでじゃ少すこし肌寒はだざむくなったな
二杯目にはいめのコーヒー 飲のみ切きれないまま
あの頃ころは良よかった なんて少すこしも思おもわないけど
今日きょうは理由りゆうも分わからずに 涙なみだが溢あふれてくるよ
午後五時五十五分ごごごじごじゅうごふんの電車でんしゃ 僕ぼくは乗のり遅おくれて
動うごき始はじめた窓まどガラス越ごしに 君きみを探さがしてしまうよ
あの紅葉もみじみたいに頬ほほを染そめてく君きみの手ての温ぬくもり
僕ぼくの左手ひだりてに残のこるんだ
冬ふゆに葉はっぱが散ちるから 新あたらしい緑みどりが生うまれる
きっと きっと僕ぼくらもそうなんだろう
午後五時五十五分ごごごじごじゅうごふんの空そらを 僕ぼくは見上みあげながら
二度にどと同おなじに戻もどらない雲くもと 自分じぶんを重かさねてしまうよ
あの紅葉もみじみたいに頬ほほを染そめてく君きみとまた会あえたら
僕ぼくは伝つたえなきゃいけないな