よみ:たどりつくうた
辿りつく詩 歌詞
-
Sound Horizon
- 2004.10.27 リリース
- 作詞
- Revo
- 作曲
- Revo
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盲目もうもくの詩人Lunaしじんルーナは静しずかに唇くちびるを開ひらいた…
これより歌うたうは...ある娘むすめが 大切たいせつなモノに辿たどりつく迄までの詩うた
苛酷かこくな旅たびよ 困難こんなんな途みちよ それでも娘むすめは決けっして諦あきめなかった
物語ものがたりは運命うんめいを呪のろうより 苦くるしくとも詩うたい続つづける途みちを選えらぶ
いづれ歴史れきしが全すべてを葬ほうむりさろうとも 今いまは唯ただ...瞳めを閉とじて聴きいておくれ…
愛いとしい人ひとよ アナタは何処どこに
手掛てがかりひとつなく
孤独こどくな旅たびの 道連みちづれの詩うたは
遠とおい空そらへ 霞かすんで消きえた
天堕あまおつる雨あめ 手ての平ひらに
零こぼれ落おちた雫なみだ…
幾いくつもの深ふかい森もりを抜ぬけて 険けわしい山やまを越こえ
町まちから街まちへ 知人ひとから他人ひとへと
想おもい人びとを 尋たずね歩あるいた
天翔あまかける追想ゆめ 星空ほしぞらに
誓ちかった接吻やくそくは…
虚うつろな世界せかいを 夕闇ゆうやみが包つつみ込こむ
帰かえれぬ私わたしは 独ひとり何処どこへ往ゆく
予言書よげんしょが肯定こうていする史実しじつ 争あらそいの歴史れきし
戦禍せんかという名なの爪痕つめあと 大地だいちを灼やき尽つくす焔ほのお
家族かぞく...恋人こいびと...愛あいする者ものの消息しょうそくも知しれず
多おおくの者達ものたちが為なす術すべもなく引ひき裂さかれた時代じだい
娘むすめの旅たびは 道連みちづれとなった詩うたを遡さかのぼるように
とある城しろで牢番ろうばんをしていたと言いう男おとこへ
そして...推測すいそくから確信かくしんへと辿たどりついてしまった
切せつなくも懐なつかしき調しらべ その詩うたを綴つづったのは…
挫くじけそうな私わたしをいつも支ささえてくれたのは
恋人あなたが最期さいごに遺のこしてくれた この名なも無なき詩うたよ
「運命うんめいよ...例たとえお前まえが瞳ひとみから光ひかりを奪うばい去さろうとも
この唇くちびるからは詩うたを奪うばえない…」
辿たどりつく詩うたは 夕闇ゆうやみに陽ひを灯ともし
枯かれてなお花はなは 凛りんと其処そこに咲さく
嗚呼ああ...吹ふき荒あれる悲かなしみの…
嵐あらしが訪おとずれ 全すべて薙なぎ倒たおしても
大切たいせつなモノは 絶たえず此処ここに在ある
君きみよ...大切たいせつなモノに辿たどりつく途みちを見みつけたら もう迷まようことなかれ
例たとえ茨いばらの途みちであろうとも 歌うたをくちずさめばそれもまた楽たのし
詩うたえない人生じんせいになど 意味いみはないのだから…
大切たいせつなモノへと...辿たどりつく場所ばしょへと...
白鴉はくあが目指めざす地平ちへい...あの空そらの向むこうへ…
これより歌うたうは...ある娘むすめが 大切たいせつなモノに辿たどりつく迄までの詩うた
苛酷かこくな旅たびよ 困難こんなんな途みちよ それでも娘むすめは決けっして諦あきめなかった
物語ものがたりは運命うんめいを呪のろうより 苦くるしくとも詩うたい続つづける途みちを選えらぶ
いづれ歴史れきしが全すべてを葬ほうむりさろうとも 今いまは唯ただ...瞳めを閉とじて聴きいておくれ…
愛いとしい人ひとよ アナタは何処どこに
手掛てがかりひとつなく
孤独こどくな旅たびの 道連みちづれの詩うたは
遠とおい空そらへ 霞かすんで消きえた
天堕あまおつる雨あめ 手ての平ひらに
零こぼれ落おちた雫なみだ…
幾いくつもの深ふかい森もりを抜ぬけて 険けわしい山やまを越こえ
町まちから街まちへ 知人ひとから他人ひとへと
想おもい人びとを 尋たずね歩あるいた
天翔あまかける追想ゆめ 星空ほしぞらに
誓ちかった接吻やくそくは…
虚うつろな世界せかいを 夕闇ゆうやみが包つつみ込こむ
帰かえれぬ私わたしは 独ひとり何処どこへ往ゆく
予言書よげんしょが肯定こうていする史実しじつ 争あらそいの歴史れきし
戦禍せんかという名なの爪痕つめあと 大地だいちを灼やき尽つくす焔ほのお
家族かぞく...恋人こいびと...愛あいする者ものの消息しょうそくも知しれず
多おおくの者達ものたちが為なす術すべもなく引ひき裂さかれた時代じだい
娘むすめの旅たびは 道連みちづれとなった詩うたを遡さかのぼるように
とある城しろで牢番ろうばんをしていたと言いう男おとこへ
そして...推測すいそくから確信かくしんへと辿たどりついてしまった
切せつなくも懐なつかしき調しらべ その詩うたを綴つづったのは…
挫くじけそうな私わたしをいつも支ささえてくれたのは
恋人あなたが最期さいごに遺のこしてくれた この名なも無なき詩うたよ
「運命うんめいよ...例たとえお前まえが瞳ひとみから光ひかりを奪うばい去さろうとも
この唇くちびるからは詩うたを奪うばえない…」
辿たどりつく詩うたは 夕闇ゆうやみに陽ひを灯ともし
枯かれてなお花はなは 凛りんと其処そこに咲さく
嗚呼ああ...吹ふき荒あれる悲かなしみの…
嵐あらしが訪おとずれ 全すべて薙なぎ倒たおしても
大切たいせつなモノは 絶たえず此処ここに在ある
君きみよ...大切たいせつなモノに辿たどりつく途みちを見みつけたら もう迷まようことなかれ
例たとえ茨いばらの途みちであろうとも 歌うたをくちずさめばそれもまた楽たのし
詩うたえない人生じんせいになど 意味いみはないのだから…
大切たいせつなモノへと...辿たどりつく場所ばしょへと...
白鴉はくあが目指めざす地平ちへい...あの空そらの向むこうへ…