よみ:かみがみがあいしたらくえん
神々が愛した楽園 歌詞 Belle Isle
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Sound Horizon
- 2006.10.4 リリース
- 作詞
- Revo
- 作曲
- Revo
友情
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神話しんわは生うまれ...伝説でんせつは語かたられ...歴史れきしは唯記ただしるされる――
嗚呼ああ...物語ものがたりは詠うたうように紡つむがれ続つづける……
死しを抱いだき眠ねむる冥闇くらやみの水面みなもを渡わたり揺ゆれる焔ほのお...
その灯火ともしびを生命いのちと呼よぶなら → 言葉ことのはは力ちからと成なるでしょう...
何刻いつしか其処そこに奪うばう者ものと奪うばわれる者ものが生うまれた...
たったひとつを天秤てんびんに架かけて → 争あらそいは廻めぐるでしょう...
故郷こきょうを喪うしなった仔こらは忘わすれない...
父ちちの無念むねんを...母ははの哀かなしみを...嗚呼ああ...遠とおき大地だいちを……
少年しょうねんはやがて剣つるぎを取とるでしょう...そしてその剣つるぎが折おれても...
またその仔こらへと託たくすのでしょう...遥はるかなる《年月とき》の祈いのりを……
平原へいげんは荒あれ果はてて砂漠さばくと化かし...海原うなばらは立たち上あがり大地だいちを呑のむ...
災厄さいやくの根ねが幾重いくえにも絡からみ合あい...異ことなる世界せかいを繋つなぐ《門ゲート》は開ひらかれる...
敵てきの憎悪ぞうおは同情どうじょうを遥はるかに凌しのぎ...侵略しんりゃくではなく完全かんぜんなる破壊はかいを望のぞむ...
氷こおりと焔ほのおの相容あいいれない宿命さだめのように『神々かみがみが愛あいした楽園らくえん』は戦場せんじょうへと変貌へんぼうした……
屍しかばねを積つみ上あげて ← 土台どだいは築きずかれる...
脆もろく儚はかない現実げんじつは...瓦礫がれきの城しろ
亡骸なきがらの頂いただきに ← 平和へいわは咲さき誇ほこる...
甘あまく拙つたない幻想げんそうは...硝子がらすの色いろ
恐怖きょうふを差さし出だせば...狂気きょうきが降ふり注そそぐ...共存きょうぞんの道みちを蹴けって...
猜疑さいぎは爪つめを研とぎ...正義せいぎは牙きばを剥むく...定規じょうぎを捩ねじ曲まげたまま――いずれ...
少年しょうねんは白しろき翼つばさを得えるでしょう...そしてその翼つばさが折おれても...
まだあの空そらへと詠うたうのでしょう...愚おろかなる《人々たみ》の願ねがいを...
嗚呼ああ...少年しょうねんは黒くろき剣つるぎを取とるでしょう...そしてその剣つるぎが折おれても...
またその仔こらへと託たくすのでしょう...遥はるかなる《年月とき》の祈いのりを……
少年しょうねんは手てに『剣つるぎ』...背せに『翼つばさ』...瞳ひとみに『未来みらい』を――
嗚呼ああ...物語ものがたりは頁ページを捲めくるように紡つむがれ続つづける →
嗚呼ああ...物語ものがたりは詠うたうように紡つむがれ続つづける……
死しを抱いだき眠ねむる冥闇くらやみの水面みなもを渡わたり揺ゆれる焔ほのお...
その灯火ともしびを生命いのちと呼よぶなら → 言葉ことのはは力ちからと成なるでしょう...
何刻いつしか其処そこに奪うばう者ものと奪うばわれる者ものが生うまれた...
たったひとつを天秤てんびんに架かけて → 争あらそいは廻めぐるでしょう...
故郷こきょうを喪うしなった仔こらは忘わすれない...
父ちちの無念むねんを...母ははの哀かなしみを...嗚呼ああ...遠とおき大地だいちを……
少年しょうねんはやがて剣つるぎを取とるでしょう...そしてその剣つるぎが折おれても...
またその仔こらへと託たくすのでしょう...遥はるかなる《年月とき》の祈いのりを……
平原へいげんは荒あれ果はてて砂漠さばくと化かし...海原うなばらは立たち上あがり大地だいちを呑のむ...
災厄さいやくの根ねが幾重いくえにも絡からみ合あい...異ことなる世界せかいを繋つなぐ《門ゲート》は開ひらかれる...
敵てきの憎悪ぞうおは同情どうじょうを遥はるかに凌しのぎ...侵略しんりゃくではなく完全かんぜんなる破壊はかいを望のぞむ...
氷こおりと焔ほのおの相容あいいれない宿命さだめのように『神々かみがみが愛あいした楽園らくえん』は戦場せんじょうへと変貌へんぼうした……
屍しかばねを積つみ上あげて ← 土台どだいは築きずかれる...
脆もろく儚はかない現実げんじつは...瓦礫がれきの城しろ
亡骸なきがらの頂いただきに ← 平和へいわは咲さき誇ほこる...
甘あまく拙つたない幻想げんそうは...硝子がらすの色いろ
恐怖きょうふを差さし出だせば...狂気きょうきが降ふり注そそぐ...共存きょうぞんの道みちを蹴けって...
猜疑さいぎは爪つめを研とぎ...正義せいぎは牙きばを剥むく...定規じょうぎを捩ねじ曲まげたまま――いずれ...
少年しょうねんは白しろき翼つばさを得えるでしょう...そしてその翼つばさが折おれても...
まだあの空そらへと詠うたうのでしょう...愚おろかなる《人々たみ》の願ねがいを...
嗚呼ああ...少年しょうねんは黒くろき剣つるぎを取とるでしょう...そしてその剣つるぎが折おれても...
またその仔こらへと託たくすのでしょう...遥はるかなる《年月とき》の祈いのりを……
少年しょうねんは手てに『剣つるぎ』...背せに『翼つばさ』...瞳ひとみに『未来みらい』を――
嗚呼ああ...物語ものがたりは頁ページを捲めくるように紡つむがれ続つづける →