白いかけら 歌詞 D [di] ふりがな付

天使てんしが脱ぬぎ散ちらす皮膚ひふのように
降ふり積つもる 想おもい出での欠片かけら
踏ふみながら歩あるいていた
今いまは切せつなくて、
笑わらえないけど
今度逢こんどあったら
アクロニムの手てで抱だきしめて

硬かたい受話器じゅわきの向むこうから
かかる息いきにはもう
あたたかい音おとさえも
届とどくことないから

全すべてがおかしくなっていくのに
乾かわいてる
松脂まつやにのように何なにもできなく無力感むりょくかん
闇やみの中なか 希望きぼうが静しずかに立たちのぼる

時計とけいの針はりもどす 鍵かぎみつけ
魔法まほうかけて 想おもい出での欠片かけら
かきあつめ 固かためれたら
それも許ゆるされぬ
かなしみと夢ゆめ
いつか逢あえたら
凍こごえてくこころ あたためて

記憶きおくのリング ひとつだけ
その指ゆびにはめるなら
どの日ひを映うつすダイヤを
つけて歩あるきますか?

悲かなしい知しらせのメールなのに
君きみのこと
ひとりじめしている喜よろこびを
感かんじている
空そらの底そこ さよならが胸むねに突つき刺ささる

天使てんしが脱ぬぎ散ちらす皮膚ひふのように
降ふり積つもる 想おもい出での欠片かけら
踏ふみながら歩あるいていた
今いまはもどかしく、
戻もどれないけど
今度逢こんどあったら
アクロニムの手てで抱だきしめて

細ほそくて折おれそうな腕うでつかみ
離はなさないで やさしさの欠片かけら
耳元みみもとで ささやいたら
開ひらいた傷きずは
閉とじたのかな
いつか逢あえたら
凍こごえてくこの手て あたためて

天使てんしが脱ぬぎ散ちらす皮膚ひふのように
降ふり積つもる 想おもい出での欠片かけら
踏ふみながら歩あるいていた
今いまは切せつなくて笑わらえないけど　
今度逢こんどあったら
アクロニムの手てで抱だきしめて