遠とおい日々ひび
一枚いちまいの幸福こうふくな絵えとなり
いつまでも
褪あせることなく
飾かざられ
人ひとが生いき
生うまれ死しす
絶たえゆく時ときの流ながれに
留とどまる屋敷いえ
もう今いまは
子達こたちの声こえもなく
暗くらい廊下ろうかに
零こぼれる月つきの
厳おごそかなる跫音あしおと
過去かこへと
別離わかれという宿命しゅくめいを
なぜ人ひとは
変かえられぬのか
どれほどの美うつくしい
永ながい永ながい夢ゆめが
過すぎ去さって行いっただろう
満みちては
ひとり佇たたずむ
黄昏たそがれに
いつか必かならず
舞まい戻もどるだろう
わが魂たましいだけは
遠tooいi日々hibi
一枚ichimaiのno幸福koufukuなna絵eとなりtonari
いつまでもitsumademo
褪aせることなくserukotonaku
飾kazaられrare
人hitoがga生iきki
生uまれmare死shiすsu
絶taえゆくeyuku時tokiのno流nagaれにreni
留todoまるmaru屋敷ie
もうmou今imaはha
子達kotachiのno声koeもなくmonaku
暗kuraいi廊下roukaにni
零koboれるreru月tsukiのno
厳ogosoかなるkanaru跫音ashioto
過去kakoへとheto
別離wakareというtoiu宿命syukumeiをwo
なぜnaze人hitoはha
変kaeられぬのかrarenunoka
どれほどのdorehodono美utsukuしいshii
永nagaいi永nagaいi夢yumeがga
過suぎgi去saってtte行iっただろうttadarou
満miちてはchiteha
ひとりhitori佇tatazuむmu
黄昏tasogareにni
いつかitsuka必kanaraずzu
舞maいi戻modoるだろうrudarou
わがwaga魂tamashiiだけはdakeha