肩寄かたよせ合あって 歩あるくだけで
人ひとは恋こいだと 信しんじるから
出来できるだけ 寄より添そった
迷まよいそうな瞳ひとみ 伏ふせて
終おわった人ひとに 気持きもち残のこし
同おなじ思おもいの 君きみに出逢であい
何なにもかも消けしたいと 慰なぐさめ求もとめる
折おれる程激ほどはげしく 抱だき締しめ合あう先さきに
遠とおく掴つかめず 諦あきらめた幻まぼろし
水みずに映うつった月つき 代かわりになれない心こころを
二人ふたり 掬すくいながら 僕ぼくらは身みを切きってる
愛あいなら ここにもない
あの人ひとの前まえ 微笑わらいながら
恋人同志こいびとどうし 演えんじながら
「良よかった」の呟つぶやきの 響ひびきに冷ひえてく
傷きずついて縋すがった 重かさねる手てのひらの
爪つめの食くい込こむ 痛いたさとすり替かえて
水みずに歪ゆがんだ月つき 空そらには真実ほんとうの光ひかりが
僕ぼくら 似にた狡ずるさと 弱よわさを憎にくんでいる
愛あいなら どこかにある
届とどかない夢ゆめさえ 捨すてぬ罪深つみぶかさに
堕おちてゆく程ほど この腕うでに幻まぼろし
水みずに凍いてつく月つき いつかの真実ほんとうの光ひかりを
二人ふたり 辿たどりながら 僕ぼくらは漂ただよってる
愛あいなら どこかにある
肩寄katayoせse合aってtte 歩aruくだけでkudakede
人hitoはha恋koiだとdato 信shinじるからjirukara
出来dekiるだけrudake 寄yoりri添soったtta
迷mayoいそうなisouna瞳hitomi 伏fuせてsete
終oわったwatta人hitoにni 気持kimoちchi残nokoしshi
同onaじji思omoいのino 君kimiにni出逢deaいi
何naniもかもmokamo消keしたいとshitaito 慰nagusaめme求motoめるmeru
折oれるreru程激hodohageしくshiku 抱daきki締shiめme合aうu先sakiにni
遠tooくku掴tsukaめずmezu 諦akiraめたmeta幻maboroshi
水mizuにni映utsuったtta月tsuki 代kaわりになれないwarininarenai心kokoroをwo
二人futari 掬sukuいながらinagara 僕bokuらはraha身miをwo切kiってるtteru
愛aiならnara ここにもないkokonimonai
あのano人hitoのno前mae 微笑waraいながらinagara
恋人同志koibitodoushi 演enじながらjinagara
「良yoかったkatta」のno呟tsubuyaきのkino 響hibiきにkini冷hiえてくeteku
傷kizuついてtsuite縋sugaったtta 重kasaねるneru手teのひらのnohirano
爪tsumeのno食kuいi込koむmu 痛itaさとすりsatosuri替kaえてete
水mizuにni歪yugaんだnda月tsuki 空soraにはniha真実hontouのno光hikariがga
僕bokuらra 似niたta狡zuruさとsato 弱yowaさをsawo憎nikuんでいるndeiru
愛aiならnara どこかにあるdokokaniaru
届todoかないkanai夢yumeさえsae 捨suてぬtenu罪深tsumibukaさにsani
堕oちてゆくchiteyuku程hodo このkono腕udeにni幻maboroshi
水mizuにni凍iてつくtetsuku月tsuki いつかのitsukano真実hontouのno光hikariをwo
二人futari 辿tadoりながらrinagara 僕bokuらはraha漂tadayoってるtteru
愛aiならnara どこかにあるdokokaniaru