今いま さよならを告つげるように 終おわりの賽さいは投なげられた
さぁ 二人ふたりの約束やくそくに幕まくを下おろそう
運命うんめいに導みちびかれるかのように 僕等ぼくらは別々べつべつの道みちへ進すすみ そして大人おとなになった
あの日ひ 交かわした約束やくそくを君きみは今いまも覚おぼえていますか…?
在ありし日ひ 初はじめて手てを繋つないだ公園こうえんで 今僕いまぼくは一人君ひとりきみの面影おもかげを探さがしている
そうだ…あの時とき『10年後じゅうねんごも一緒いっしょにね?』なんて 君きみは言いっていたよね
今いま さよならを告つげるように 終おわりの賽さいは投なげられた
けして伝つたわる事ことの無ない愛あいを君きみに歌うたうよ
『忘わすれはしないよ』なんて言葉ことばがまだ 胸むねの奥深おくふかくに閊つかえたまま
叶かなわなかった未来みらいを紡つむぐ 儚はかなく淡あわい約束やくそく
僕等ぼくらはそれがけして叶かなわないモノなのだと知しりながらも
「またね?」なんて 果はたせもしない薄情はくじょうな指切ゆびきりをした
どんなにささやかな幸しあわせでさえ いつかは壊こわれてしまうものだから
それならば「もう何なんにもいらない…」と そう強つよく思おもったはずなのに
未いまだに君きみの顔かおも君きみの名前なまえも 頭あたまから消きえてはくれなくて
最後さいごに優やさしい嘘うそをついていた君きみの言葉ことばが頭あたまから離はなれないんだ
人ひとは何なにも無なくさずして“大切たいせつ”という言葉ことばの真意しんいには気付きづけない
あの時とき 僕ぼくたちは一体何いったいなにを得えて そして何なにを失うしなったのだろう?
そして僕ぼくはまた思おもいだすんだ 戻もどれるはずもない過すぎ去さりし懐なつかしい日々ひびを
ねぇ 今年ことしでもう10回目じゅっかいめの花はなも咲さいて散ちっていったんだよ
もしも この未来みらいが免まぬがれえぬ運命うんめいってやつなのだったとしても
君きみに出会であわなければよかったなんて 思おもえないよ…
今いま さよならを告つげるように 始はじまりの賽さいは投なげられた
最後さいごに 伝つたわる事ことの無ない愛あいを君きみに歌うたうよ
君きみの事こと 君きみといた時間じかんの事こと 些細ささいな思おもい出でも 何なにもかも全すべて
約束やくそくと共ともに幕まくを下おろそう
君きみと過すごしたかけがえのない青あお
夕闇ゆうやみ 消きえる影かげと思おもい出で 僕等ぼくらの青色あおいろ
今ima さよならをsayonarawo告tsuげるようにgeruyouni 終oわりのwarino賽saiはha投naげられたgerareta
さぁsaa 二人futariのno約束yakusokuにni幕makuをwo下oろそうrosou
運命unmeiにni導michibiかれるかのようにkarerukanoyouni 僕等bokuraはha別々betsubetsuのno道michiへhe進susuみmi そしてsoshite大人otonaになったninatta
あのano日hi 交kaわしたwashita約束yakusokuをwo君kimiはha今imaもmo覚oboえていますかeteimasuka…?
在aりしrishi日hi 初hajiめてmete手teをwo繋tsunaいだida公園kouenでde 今僕imabokuはha一人君hitorikimiのno面影omokageをwo探sagaしているshiteiru
そうだsouda…あのano時toki『10年後juunengoもmo一緒issyoにねnine?』なんてnante 君kimiはha言iっていたよねtteitayone
今ima さよならをsayonarawo告tsuげるようにgeruyouni 終oわりのwarino賽saiはha投naげられたgerareta
けしてkeshite伝tsutaわるwaru事kotoのno無naいi愛aiをwo君kimiにni歌utaうよuyo
『忘wasuれはしないよrehashinaiyo』なんてnante言葉kotobaがまだgamada 胸muneのno奥深okufukaくにkuni閊tsukaえたままetamama
叶kanaわなかったwanakatta未来miraiをwo紡tsumuぐgu 儚hakanaくku淡awaいi約束yakusoku
僕等bokuraはそれがけしてhasoregakeshite叶kanaわないwanaiモノmonoなのだとnanodato知shiりながらもrinagaramo
「またねmatane?」なんてnante 果haたせもしないtasemoshinai薄情hakujouなna指切yubikiりをしたriwoshita
どんなにささやかなdonnanisasayakana幸shiawaせでさえsedesae いつかはitsukaha壊kowaれてしまうものだからreteshimaumonodakara
それならばsorenaraba「もうmou何nanにもいらないnimoiranai…」とto そうsou強tsuyoくku思omoったはずなのにttahazunanoni
未imaだにdani君kimiのno顔kaoもmo君kimiのno名前namaeもmo 頭atamaからkara消kiえてはくれなくてetehakurenakute
最後saigoにni優yasaしいshii嘘usoをついていたwotsuiteita君kimiのno言葉kotobaがga頭atamaからkara離hanaれないんだrenainda
人hitoはha何naniもmo無naくさずしてkusazushite“大切taisetsu”というtoiu言葉kotobaのno真意shiniにはniha気付kiduけないkenai
あのano時toki 僕bokuたちはtachiha一体何ittainaniをwo得eてte そしてsoshite何naniをwo失ushinaったのだろうttanodarou?
そしてsoshite僕bokuはまたhamata思omoいだすんだidasunda 戻modoれるはずもないreruhazumonai過suぎgi去saりしrishi懐natsuかしいkashii日々hibiをwo
ねぇnee 今年kotoshiでもうdemou10回目jukkaimeのno花hanaもmo咲saいてite散chiっていったんだよtteittandayo
もしもmoshimo このkono未来miraiがga免manugaれえぬreenu運命unmeiってやつなのだったとしてもtteyatsunanodattatoshitemo
君kimiにni出会deaわなければよかったなんてwanakerebayokattanante 思omoえないよenaiyo…
今ima さよならをsayonarawo告tsuげるようにgeruyouni 始hajiまりのmarino賽saiはha投naげられたgerareta
最後saigoにni 伝tsutaわるwaru事kotoのno無naいi愛aiをwo君kimiにni歌utaうよuyo
君kimiのno事koto 君kimiといたtoita時間jikanのno事koto 些細sasaiなna思omoいi出deもmo 何naniもかもmokamo全subeてte
約束yakusokuとto共tomoにni幕makuをwo下oろそうrosou
君kimiとto過suごしたかけがえのないgoshitakakegaenonai青ao
夕闇yuuyami 消kiえるeru影kageとto思omoいi出de 僕等bokuraのno青色aoiro