まだ見みぬことと答こたえた
返事へんじに混まじる寂声さびごえ
光ひかりの言葉ことばを一筋ひとすじ
待まち望のぞんでた
悲かなしみ嘆なげき打うち鳴ならす
時ときの鐘かね 誰だれが打うつ
去さりゆくことと取とり組くみ
察さっする手足止てあしとめたまま
歯痒はがゆい頭あたまを抱かかえた
生いきた空そらもない
寂さびれた声こえをかき消けす
風かぜは我われを吹ふき抜ぬける
悲かなしみ嘆なげき打うち鳴ならす
時ときの鐘かねは鳴なり響ひびき
やがて時ときは流ながれ行ゆき
愚生ぐせいの気きは遠とおくなる
まだmada見miぬこととnukototo答kotaえたeta
返事henjiにni混maじるjiru寂声sabigoe
光hikariのno言葉kotobaをwo一筋hitosuji
待maちchi望nozoんでたndeta
悲kanaしみshimi嘆nageきki打uちchi鳴naらすrasu
時tokiのno鐘kane 誰dareがga打uつtsu
去saりゆくこととriyukukototo取toりri組kuみmi
察saxtuするsuru手足止teashitoめたままmetamama
歯痒hagayuいi頭atamaをwo抱kakaえたeta
生iきたkita空soraもないmonai
寂sabiれたreta声koeをかきwokaki消keすsu
風kazeはha我wareをwo吹fuきki抜nuけるkeru
悲kanaしみshimi嘆nageきki打uちchi鳴naらすrasu
時tokiのno鐘kaneはha鳴naりri響hibiきki
やがてyagate時tokiはha流nagaれre行yuきki
愚生guseiのno気kiはha遠tooくなるkunaru