かつて昔むかし この地ちを踏ふみ
大樹たいじゅの如ごとく 根ねざした漢おとこ
遙はるかなりし われらが父ちち
枝葉えだはは繁しげり 私わたしに触ふれた
山やまは木霊こだまの 雄叫おたけびを上あげ
轟とどろきとなる 鼓動こどう
なびく風かぜに 海うみは響ひびく
太古たいこの息吹いぶき 宿やどした女おんな
時とき与あたえし われらが母はは
花はなは幾重いくえも 連つらなり実みのる
唯一ゆいいつの言ことの葉は 伝つたう歌うたは
この身みを巡めぐる 血潮ちしお
高たかく挙あげよ 共ともに腕うでを
空くうを切きる そは翼つばさ
あの蒼穹そらに楔くさび 打うたん
守まもれ抱いだけ 希望ゆめ 紅あかいに
燃もやせ生命せいめい 明日あした常とこしえに
つなぎ続つづく 私わたしは
いま有ある純血じゅんけつ
都みやこ辿たどり 聳そびゆる志こころざしの
天守てんしゅの元もとに 栄さかえし國くによ
満みちる為ために われらが子こら
白虎びゃっこの爪牙そうが 輝かがやけ磨みがけ
闇やみが沈しずめど 光ひかりの刃やいば
誰たが見失みうしなうだろう
遠とおく越こえよ 命めいを受うけて
自由じゆう舞まう たましいの
人ひと 天てんのそばにあらん
生いきよ今日きょうを この戦たたかいを
生いきよ過去かこを 未来あす常とこしえを
つなぎ合あわせ 刹那せつなは
いま在ある永劫えいごう
高たかく挙あげよ 共ともに腕うでを
空くうを切きる そは翼つばさ
あの蒼穹そらに楔くさび 打うたん
守まもれ抱いだけ 愛あい 紅くれないに
燃もやせ生命いのち 明日あす常とこしえに
つなぎ続つづけ
私わたしは先立さきだつ 殉じゅん國こく
かつてkatsute昔mukashi このkono地chiをwo踏fuみmi
大樹taijuのno如gotoくku 根neざしたzashita漢otoko
遙haruかなりしkanarishi われらがwareraga父chichi
枝葉edahaはha繁shigeりri 私watashiにni触fuれたreta
山yamaはha木霊kodamaのno 雄叫otakeびをbiwo上aげge
轟todoroきとなるkitonaru 鼓動kodou
なびくnabiku風kazeにni 海umiはha響hibiくku
太古taikoのno息吹ibuki 宿yadoしたshita女onna
時toki与ataえしeshi われらがwareraga母haha
花hanaはha幾重ikueもmo 連tsuraなりnari実minoるru
唯一yuiitsuのno言kotoのno葉ha 伝tsutaうu歌utaはha
このkono身miをwo巡meguるru 血潮chishio
高takaくku挙aげよgeyo 共tomoにni腕udeをwo
空kuuをwo切kiるru そはsoha翼tsubasa
あのano蒼穹soraにni楔kusabi 打uたんtan
守mamoれre抱idaけke 希望yume 紅akaいにini
燃moやせyase生命seimei 明日ashita常tokoしえにshieni
つなぎtsunagi続tsuduくku 私watashiはha
いまima有aるru純血junketsu
都miyako辿tadoりri 聳sobiゆるyuru志kokorozashiのno
天守tensyuのno元motoにni 栄sakaえしeshi國kuniよyo
満miちるchiru為tameにni われらがwareraga子koらra
白虎byakkoのno爪牙souga 輝kagayaけke磨migaけke
闇yamiがga沈shizuめどmedo 光hikariのno刃yaiba
誰taがga見失miushinaうだろうudarou
遠tooくku越koえよeyo 命meiをwo受uけてkete
自由jiyuu舞maうu たましいのtamashiino
人hito 天tenのそばにあらんnosobaniaran
生iきよkiyo今日kyouをwo このkono戦tatakaいをiwo
生iきよkiyo過去kakoをwo 未来asu常tokoしえをshiewo
つなぎtsunagi合aわせwase 刹那setsunaはha
いまima在aるru永劫eigou
高takaくku挙aげよgeyo 共tomoにni腕udeをwo
空kuuをwo切kiるru そはsoha翼tsubasa
あのano蒼穹soraにni楔kusabi 打uたんtan
守mamoれre抱idaけke 愛ai 紅kurenaいにini
燃moやせyase生命inochi 明日asu常tokoしえにshieni
つなぎtsunagi続tsuduけke
私watashiはha先立sakidaつtsu 殉jun國koku