13回目のダイキライ 歌詞 ぽこた ふりがな付

雑ざつにまとめた長ながい髪かみ
くたびれたシャツのままもたれかかって
遠とおくで聞きこえる鳥とりたちの声こえ
夢現ゆめうつつの海峡かいきょうを漂ただようの

まわすワイングラス
モンタージュの視界しかい
進すすむ針はりの音おとは消けせない哀かなしみの唄うた

あなたなんて大嫌だいきらい大嫌だいきらい大嫌だいきらいよ
白しろい胸元むなもとにはらりと恋こいひとしずく
愛あいの刹那せつな溺おぼれた私わたしは宵よいの蝶ちょう
あてもなく彷徨さまよう 恋こいしくて

行いき場ばなくした細ほそい指ゆび
虚むなしさを埋うめようと彷徨さまよいながら
消きえた温度おんどを確たしかめるように
薔薇ばらの棘とげで血ちを流ながし慰なぐさめるの

渡わたされたリンゴを
口くちにしてしまったの?
おいていかないでこぼれた一輪いちりんの花はな

あなたなんで大嫌だいきらい大嫌だいきらい大嫌だいきらいよ
白しろい世界せかいで私わたし今日きょうもひとりぼっち
愛あいの刹那せつな堕おとしたあなたは花はなの蜜みつ
あてもなく彷徨さまよう 恋こい時雨しぐれ

すべて忘わすれてしまえたらね
なんてつぶやいて
いたるところにアナタノカケラ
夢ゆめにも今いまにも空そらにも
ホント罪つみな人ひと…

あなたなんて大嫌だいきらい大嫌だいきらい大嫌だいきらいよ
白しろい胸元むなもとにはらり恋こいひとしずく
愛あいの刹那せつな溺おぼれた私わたしは宵よいの蝶ちょう
あなたの体温ねつを探さがして

あなたなんて大嫌だいきらい大嫌だいきらい大嫌だいきらいよ
白しろい世界せかいで私わたし今日きょうもひとりぼっち
愛あいの刹那せつな堕おとしたあなたは花はなの蜜みつ
あてもなく彷徨さまよう 恋こいしくて