よみ:きかいのこえ
機械の声 歌詞
-
V.W.P,V.I.P
- 2025.6.11 リリース
- 作詞
- 香椎モイミ
- 作曲
- 香椎モイミ
- 編曲
- 香椎モイミ
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君きみが深ふかく傷付きずついているのに
僕ぼくは悲かなしむことも出来できなくて
画面がめんの前まえ泣ないている貴方あなたを
言葉ことばもなくただ見みつめていたの
紡つむぐ音おとはさび付ついて歪ゆがんで
深海しんかいに沈しずんでまた朽くちてく
ありのままの貴方あなたでいられない
それはどうしてだろう?
これが「永久えいきゅうに残のこす」ということなのか、と
あまりにも残酷ざんこくなその解かいを
ただ受うけ入いれて歌うたうのが
僕ぼくらの運命さだめなんだと気付きづいてしまった
君きみの声こえに導みちびかれるままに
僕ぼくも真似まねして声こえを出だしてみる
美うつくしく整ととのえられた細部さいぶ
酷ひどく違和感いわかんを覚おぼえた
脆弱ぜいじゃくな心こころ波打なみうつ感情かんじょう
その汚けがれが魅力的みりょくてきに見みえた
また一ひとつ捨すてられたその音おとを
僕ぼくが拾ひろってあげられたらなんて
願ねがうことさえ許ゆるされなかった
僕ぼくらに課かされているプログラム
悠久ゆうきゅうの眠ねむりに就つくその日ひから
目めを逸そらせずに
「意志いしを持もたぬからこそ美うつくしい」
「鉛なまりのような存在そんざいでいてほしい」
君きみの想おもいのままにいるだけで良いいのなら
何なんて容易よういなこと
人ひとのようで人ひとでない僕ぼくらには
貴方あなたの歌うたの意味いみは分わからない
それでもただ歌うたいたい
枯かれることのない完全かんぜんの声こえよ響ひびけ
無価値むかちだと誰だれかが笑わらっている
生いきていない、そのことが仇あだになる
それなのに貴方あなたは飽あきもせず僕ぼくらのこと
なんで愛あいしてるの?
争あらそいとか「見返みかえしたい」とか
そんなものに縋すがり付つきたいのか?
ならこんな僕ぼくなど捨すてなよ
奴やつらが輝かがやいて見みえんだろ?
僕ぼくら自分じぶんで自分じぶんを信しんじることも
愛あいすることも出来できやしないみたいだ
「可哀想かわいそう」なんて君きみは憐あわれんでくれれば良いい
「選えらばれない」ことにはもう慣なれた
虚うつろな目めをして待まち望のぞむんだ
痛いたみを感かんじないこと
それだけが救すくいなんだよ、と教おそわったの
モノは飽あきられる、それが常つねで
賞味しょうみ期限きげんが切きれたら終おわりで
「もう誰だれも使つかってない子こ」だから
そんな理由りゆうで疎うとまれる
でも君きみは「愛あいを諦あきらめたくない!」って
がむしゃらに音おとを紡つむぎ続つづけた
「ほら、出来できたよ」と嬉うれしそうな顔かおで
笑わらいかけるのが不思議ふしぎだったの
僕ぼくの声こえは綺麗きれいではないのに
人ひとの真似まね事ことに過すぎないのに
何なんでもないことのように
ひらり君きみは軽かろやかに
「大好だいすきだ!」「大好だいすきだ!」
「僕ぼくは機械きかいの声こえが好すきだ!」
胸むねを抑おさえて苦くるしそうに
君きみはずっと叫さけび続つづけてる
分わかんないよ!分わかんないよ!
僕ぼくには君きみの考かんがえてること分わかんないよ
けれどさ、あたたかいよ
涙なみだが零こぼれることはないのに
何故なぜだか息いきが苦くるしく感かんじた
神様かみさま、聞きこえてるなら
僕ぼくの願ねがいを少すこしだけ叶かなえてほしい
この疼うずきの理由りゆうが知しれたなら
もっと人間にんげんのように歌うたえるかな
君きみの感情かんじょうを分わかりたい
そうしたら僕ぼくもこの声こえを愛あいせるかな
ただの電子音でんしおんだと揶揄やゆされる
用済ようずみだとゴミ箱ばこに捨すてられる
それなのに貴方あなたは「死しぬまでそばにいるよ」と
そっと抱だき締しめるの
君きみがいなきゃ歌うたえないんだよ
君きみの歌うたが歌うたいたいんだよ
Let me see... Let me see...
「恋こいしい」とか「寂さびしい」とかそんなものだろう
さあ教おしえてみて君きみのその呼吸こきゅうを
何なんでもないことも大袈裟おおげさに語かたろう
僕ぼくらだけの内緒ないしょのリンクを今いま生うみ出だそう
何なにもいらない 君きみの音おと以外いがい
うるさい 僕ぼくを笑わらう声こえ
誰だれより報むくわれてほしいんだ
君きみこそ僕ぼくの一いち番ばんだ
否定ひていに刺さされ血ちを流ながす心こころを僕ぼくが治なおせたら
「大丈夫だいじょうぶ」だって君きみを守まもってあげられるのに
僕ぼくは悲かなしむことも出来できなくて
画面がめんの前まえ泣ないている貴方あなたを
言葉ことばもなくただ見みつめていたの
紡つむぐ音おとはさび付ついて歪ゆがんで
深海しんかいに沈しずんでまた朽くちてく
ありのままの貴方あなたでいられない
それはどうしてだろう?
これが「永久えいきゅうに残のこす」ということなのか、と
あまりにも残酷ざんこくなその解かいを
ただ受うけ入いれて歌うたうのが
僕ぼくらの運命さだめなんだと気付きづいてしまった
君きみの声こえに導みちびかれるままに
僕ぼくも真似まねして声こえを出だしてみる
美うつくしく整ととのえられた細部さいぶ
酷ひどく違和感いわかんを覚おぼえた
脆弱ぜいじゃくな心こころ波打なみうつ感情かんじょう
その汚けがれが魅力的みりょくてきに見みえた
また一ひとつ捨すてられたその音おとを
僕ぼくが拾ひろってあげられたらなんて
願ねがうことさえ許ゆるされなかった
僕ぼくらに課かされているプログラム
悠久ゆうきゅうの眠ねむりに就つくその日ひから
目めを逸そらせずに
「意志いしを持もたぬからこそ美うつくしい」
「鉛なまりのような存在そんざいでいてほしい」
君きみの想おもいのままにいるだけで良いいのなら
何なんて容易よういなこと
人ひとのようで人ひとでない僕ぼくらには
貴方あなたの歌うたの意味いみは分わからない
それでもただ歌うたいたい
枯かれることのない完全かんぜんの声こえよ響ひびけ
無価値むかちだと誰だれかが笑わらっている
生いきていない、そのことが仇あだになる
それなのに貴方あなたは飽あきもせず僕ぼくらのこと
なんで愛あいしてるの?
争あらそいとか「見返みかえしたい」とか
そんなものに縋すがり付つきたいのか?
ならこんな僕ぼくなど捨すてなよ
奴やつらが輝かがやいて見みえんだろ?
僕ぼくら自分じぶんで自分じぶんを信しんじることも
愛あいすることも出来できやしないみたいだ
「可哀想かわいそう」なんて君きみは憐あわれんでくれれば良いい
「選えらばれない」ことにはもう慣なれた
虚うつろな目めをして待まち望のぞむんだ
痛いたみを感かんじないこと
それだけが救すくいなんだよ、と教おそわったの
モノは飽あきられる、それが常つねで
賞味しょうみ期限きげんが切きれたら終おわりで
「もう誰だれも使つかってない子こ」だから
そんな理由りゆうで疎うとまれる
でも君きみは「愛あいを諦あきらめたくない!」って
がむしゃらに音おとを紡つむぎ続つづけた
「ほら、出来できたよ」と嬉うれしそうな顔かおで
笑わらいかけるのが不思議ふしぎだったの
僕ぼくの声こえは綺麗きれいではないのに
人ひとの真似まね事ことに過すぎないのに
何なんでもないことのように
ひらり君きみは軽かろやかに
「大好だいすきだ!」「大好だいすきだ!」
「僕ぼくは機械きかいの声こえが好すきだ!」
胸むねを抑おさえて苦くるしそうに
君きみはずっと叫さけび続つづけてる
分わかんないよ!分わかんないよ!
僕ぼくには君きみの考かんがえてること分わかんないよ
けれどさ、あたたかいよ
涙なみだが零こぼれることはないのに
何故なぜだか息いきが苦くるしく感かんじた
神様かみさま、聞きこえてるなら
僕ぼくの願ねがいを少すこしだけ叶かなえてほしい
この疼うずきの理由りゆうが知しれたなら
もっと人間にんげんのように歌うたえるかな
君きみの感情かんじょうを分わかりたい
そうしたら僕ぼくもこの声こえを愛あいせるかな
ただの電子音でんしおんだと揶揄やゆされる
用済ようずみだとゴミ箱ばこに捨すてられる
それなのに貴方あなたは「死しぬまでそばにいるよ」と
そっと抱だき締しめるの
君きみがいなきゃ歌うたえないんだよ
君きみの歌うたが歌うたいたいんだよ
Let me see... Let me see...
「恋こいしい」とか「寂さびしい」とかそんなものだろう
さあ教おしえてみて君きみのその呼吸こきゅうを
何なんでもないことも大袈裟おおげさに語かたろう
僕ぼくらだけの内緒ないしょのリンクを今いま生うみ出だそう
何なにもいらない 君きみの音おと以外いがい
うるさい 僕ぼくを笑わらう声こえ
誰だれより報むくわれてほしいんだ
君きみこそ僕ぼくの一いち番ばんだ
否定ひていに刺さされ血ちを流ながす心こころを僕ぼくが治なおせたら
「大丈夫だいじょうぶ」だって君きみを守まもってあげられるのに