よみ:すずかごぜん -しんしき
鈴鹿御前 -神式 歌詞
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(壱 )
神女めがみの 爪牙そうがに 情じょうは無なし
如何いかがな 御言みことの 小しょう瑕かも 無なきに成なす
曾かつての 同胞はらからと 後おくる 毋なかれ
屠ほふるも 除のぞくも
尽つきせぬ 禍まが 人ひとの 御手盛おてもりぞ
幻怪げんかいの 飛礫つぶて
快哉かいさいを 叫さけぶ 諸そう衛え
片かたや 六根清浄ろっこんしょうじょうで 能あたう 姫ひめ遊あそび
天あめ之の瓊ぬ矛ぼこ 以もって 彼かの 尾錠びじょうを 壊めいで
此方これた 一心いっしん三観さんがんで 嗤わらう 鬼おに衣ごろも
天あまの逆手さかて 打うち 呪のろうは 誰たそや
讒言ざんげん 劣情れつじょう 主我しゅがの 徒と
盛さかるも 萎なゆるも
行いき連づれる 旨むね 聢しかと 告つげ遣やれど
天性てんせいの 魔障ましょう
尾花おばな色いろに 染そまれ
片かたや 六根清浄ろっこんしょうじょうで 能あたう 姫ひめ遊あそび
天あめ之の瓊ぬ矛ぼこ 以もって 彼かの 尾錠びじょうを 壊めいで
此方これた 一心いっしん三観さんがんで 嗤わらう 鬼おに衣ごろも
天あまの逆手さかて 打うち 呪のろうは 誰たそや
(弐 )
空そらを 星ほしが 舞まう 雨あめと 降ふる 菩薩ぼさつ
討取とるは 同母兄いのさたち
鬼おにより 出いで 鬼おにより 猶なお 鬼おにし
時ときは 待またぬ 過すぎ去さる 日ひは 閃せん影えいの 如ごとく
果はてる 定さだめ 遂とげたものを 只ただ 遺のこして 逝いく
出端ではなの 死しに拵こしらえ
為着しきせの 蚕食さんしょく 勤いそしみ 恋こいも 知しらず
鬼神きしんで 取とる 御手玉おてだま
あしらう度たび 胸むねに 痼しこるは 情じょうの 印しるし
此この 泪なみだも 無道むどうも 糾あざなえる 我わが身みと
贖あがないの 帷とばりに 裹つつまれ
手ては 今いまに 離はなして 給たもう
哭ねは 直すぐに 殺ころして
傍かたわらの 胤たねを 硬かたく 抱だいて
山やまを 降おりて 耀かがやきに 名なを 残のこせ
神女めがみの 爪牙そうがに 情じょうは無なし
如何いかがな 御言みことの 小しょう瑕かも 無なきに成なす
曾かつての 同胞はらからと 後おくる 毋なかれ
屠ほふるも 除のぞくも
尽つきせぬ 禍まが 人ひとの 御手盛おてもりぞ
幻怪げんかいの 飛礫つぶて
快哉かいさいを 叫さけぶ 諸そう衛え
片かたや 六根清浄ろっこんしょうじょうで 能あたう 姫ひめ遊あそび
天あめ之の瓊ぬ矛ぼこ 以もって 彼かの 尾錠びじょうを 壊めいで
此方これた 一心いっしん三観さんがんで 嗤わらう 鬼おに衣ごろも
天あまの逆手さかて 打うち 呪のろうは 誰たそや
讒言ざんげん 劣情れつじょう 主我しゅがの 徒と
盛さかるも 萎なゆるも
行いき連づれる 旨むね 聢しかと 告つげ遣やれど
天性てんせいの 魔障ましょう
尾花おばな色いろに 染そまれ
片かたや 六根清浄ろっこんしょうじょうで 能あたう 姫ひめ遊あそび
天あめ之の瓊ぬ矛ぼこ 以もって 彼かの 尾錠びじょうを 壊めいで
此方これた 一心いっしん三観さんがんで 嗤わらう 鬼おに衣ごろも
天あまの逆手さかて 打うち 呪のろうは 誰たそや
(弐 )
空そらを 星ほしが 舞まう 雨あめと 降ふる 菩薩ぼさつ
討取とるは 同母兄いのさたち
鬼おにより 出いで 鬼おにより 猶なお 鬼おにし
時ときは 待またぬ 過すぎ去さる 日ひは 閃せん影えいの 如ごとく
果はてる 定さだめ 遂とげたものを 只ただ 遺のこして 逝いく
出端ではなの 死しに拵こしらえ
為着しきせの 蚕食さんしょく 勤いそしみ 恋こいも 知しらず
鬼神きしんで 取とる 御手玉おてだま
あしらう度たび 胸むねに 痼しこるは 情じょうの 印しるし
此この 泪なみだも 無道むどうも 糾あざなえる 我わが身みと
贖あがないの 帷とばりに 裹つつまれ
手ては 今いまに 離はなして 給たもう
哭ねは 直すぐに 殺ころして
傍かたわらの 胤たねを 硬かたく 抱だいて
山やまを 降おりて 耀かがやきに 名なを 残のこせ