誰も言ってくれないから 歌詞 藤川千愛 ふりがな付

誰だれも言いってくれないから
私わたしが私わたしに言いうの
今いまは好すきなだけ休やすめばいい
君きみは頑張がんばっているから
君きみは君きみのままで…いい

特とくに理由りゆうもないのに
気持きもちが沈しずむ夜よるがある
これって良よくない兆候ちょうこうだって
分わかってるけど抗あらがえなくて
抗あらがえなくて

うす暗ぐらい部屋へやに埋うずもれて
モヤモヤを飼かい慣ならしてる
セロトニンが足たりてないや
明日あしたは太陽たいようとじゃれ合あって…みよう

本当ほんとうは誰だれかに分わかってほしいのに
ひとりでも平気へいきなふりして…
どこでこうなったんかな?
本当ほんとうは誰だれかに分わかってほしいのに
その誰だれかは どこにいるの?
ねぇ君きみはどこにいるの?

誰だれも言いってくれないから
私わたしが私わたしに言いうの
今いまは好すきなだけ休やすめばいい
君きみは頑張がんばっているから
誰だれも言葉ことばにしないのなら
私わたしが君きみに言いってあげる
泣ないてもいい逃にげてもいい
だからへこたれんなよ どうせ嫌いやでも生いきるんじゃ
君きみは君きみのままで…いい

すれ違ちがう誰だれも彼かれもが
輝かがやいて見みえたけれど
「くだらねえ」って吐はき捨すてて
痛いたみごと飲のみ込こんでやるんだ
やるんだ

コルチゾールが満みちた世界せかいを
眼めを閉とじて走はしり抜ぬけるんだ
泣なきだしそうな夜よるには
君きみの温度おんどを思おもい出だすんだ 嗚呼ああ

ねぇ上手うまく笑わらえなくたって
今日きょうをちゃんと終おわらせたんだ
それだけじゃ駄目だめなの?
たとえさ誰だれにも届とどかなくたって
精一杯せいいっぱい生いきているんだ
ぼくらは生いきているんだ

神様かみさまはちゃんと見みてるはずさ
否いなでも僕ぼくが見みてるから
誰だれかのためもいい
けれど誰だれのためじゃないのも…いいかもね

ひとりきり 誰だれもいない
それでも ほら 呼吸こきゅうしてる
足たりない 足たりない 足たりない 足たりない
足たりない 足たりない 足たりない

誰だれも言いってくれない…から

誰だれも言いってくれないから
私わたしが私わたしに言いうの
今いまは好すきなだけ泣なけばいいさ
いつか立たち上あがればいいさ だろ?
誰だれも言いってくれないのなら
君きみが君きみに君きみが君きみに君きみが君きみに言いうんだよ
君きみは君きみのままが…凄すごくいい