タカラモノ (Re-Recording) 歌詞 ガラクタ ふりがな付

駄々だだこねおねだり
3階かいおもちゃ売うり場ばの売うれ残のこり
抱だきしめられた恐竜きょうりゅうの話はなし

6畳じょうの部屋へや
居場所いばしょはおもちゃ箱ばこ
ママに怒おこられて21時じにはベッド
わざと寝息ねいきたてて夜更よふかししたりして
喧嘩けんかしちゃって素直すなおにごめんね
言いえなくて僕ぼくで練習れんしゅう
「この前まえはごめん」涙なみだ堪こらえて
仲直なかなおりできるかな

綺麗きれいなままでいてね変かわらないでね
そんな魔法まほうかけれたらな

いつでも一緒いっしょなんだ
17時じのチャイムで飛とび乗のった
自転車じてんしゃのカゴの中なかで君きみを全力ぜんりょくで応援おうえん
いつでも味方みかたなんだ
喜よろこび悲かなしみ一緒いっしょなんだ
いつか忘わすれられてしまっても
君きみがいるなら、それでいいや

君きみの友達ともだちに馬鹿ばかにされた
「その恐竜きょうりゅうもはやガラクタだよ。」
こんなぼろぼろじゃ無理むりもないか
ごめんね、こんな見みた目めで

するとどうだ僕ぼくを抱だきしめて
短みじかい人生じんせいで集あつめた
言葉ことばで必死ひっしに怒おこった
困こまった涙なみだが出でてきた

初はじめての体温たいおんがこんなにも
暖あたたかくて悲かなして愛いとおしいとは
補助輪ほじょりん外はずした立派りっぱな自転車じてんしゃで
どこまでも冒険ぼうけんしてしまう
その横よこに僕ぼくはいない

いつでも一緒いっしょだった
古ふるびた体からだが寂さみしかった

いつでも一緒いっしょだった
君きみの温度おんどが消きえていった
寒さむいのは冬ふゆのせい?
それだけじゃないはずだ!
光ひかりが無なくなった部屋へやでお留守番るすばん
痛いたかった、消けせない傷きずさえ愛いとしくて馬鹿ばかみたいだ

君きみが大人おとなになった頃ころ
僕ぼくは値ねもつけれないほどだろう
それでも忘わすれることはない魔法まほう
思おもい出ではタカラモノ