ともだちごっこ 歌詞 岡咲美保 ふりがな付

ああ 帰かえり道みち 隣となりに君きみがいて
予報よほう通どおりの雪ゆきにはしゃいでる
そんな無邪気むじゃきな笑顔えがおを
「いとしい」なんて思おもったって
言葉ことばにできず 白しろい吐息といきが舞まう

ホントはね 分わかってる
って分わかりたくないんだよ
また会あえる それだけで
嬉うれしくなってしまうから

「君きみがずっと笑顔えがおだったらそれでよくて」
なんて格好かっこつけてみても 苦くるしむだけで
もう降おりよう いやあと少すこし期待きたいさせて
今いまはまだそばにいさせてよ
友達ともだちって役目やくめでいいからさ

ああ 誰だれよりも近ちかくにいるって
思おもい上あがったって
手てを握にぎる理由りゆうも勇気ゆうきもないんだよ

僕ぼくの気持きもちまるで
気付きづきやしない君きみに
また腹はらを立たてている
勝手かってに好すきになったくせに

だから
「好すきになってごめん」って思おもう半分はんぶんのその半分はんぶんでいい
「振ふり回まわしてごめん」って思おもってくれてたら
むしろ喜よろこんでこの不毛ふもうな友達ともだちごっこを
続つづけていられるのになあ

あの時ときもし誤魔化ごまかさずに言いえてたなら
こんな風かぜに悩なやまずいれたかな
僕ぼくはそれでも

「君きみがずっと笑顔えがおだったらそれでいいよ」
せめて格好かっこつけさせてよ 苦くるしませてよ
性懲しょうこりもなく その瞳ひとみに期待きたいしてる
バカだよね だけど好すきなんだ
友達ともだちって役目やくめでいい

そばにいたいんだ