月光 -TSUKIHIKARI- 歌詞 Purpure☆N.E.O ふりがな付

ひらり袖そでが舞まって ゆらり風かぜに揺ゆれて
雲間照くもまてらすそれは 柔やわらかな月光つきひかり

朱雀大路曲すざくおおじまがれば 人ひとは消きえて泡沫うたかたの先さき
傾かたむく日ひも愛いとおし 誰だれそ彼かれとそこらから聞きこえくる

宵よいの入口いりぐちに立たちては あなたの姿思すがたおもう
ゆらゆらと朧おぼろのまま故ゆえに 夢ゆめのようです

いつか出会であえるなら この身みを差さし出だして
共ともに歩あゆむ道みちの 御側おそばで控ひかえたくて
そうよ叶かなうのなら 今日きょうもめぐり逢あひて
夜半よわを迎むかえるたび 面影おもかげを追おうのです

四条通曲しじょうどおりまがれば 河原かわらの道旋律みちせんりつの箱はこ
紫むらさきの妖精ようせいが 光浴ひかりあびてきらきらを届とどけます

夜よるも昼間ひるまも朝あさまでも あなたの事ことを思おもう
声こえに応こたえる舞台ぶたいの最中さなか 探さがしているの

時ときを越こえて今いまも 歌うたは世よにあふれて
誰だれかの胸むねの中なか 震ふるわせて残のこりゆく
そんな奇跡きせきをまた 創つくり上あげるために
繰くり返かえす毎日まいにち 大切たいせつな日々ひびになる

今いまに続つづく道みちの 始はじまりは何処いずこか
此方こなたから彼方かなたへ 言葉ことばは届とどかなくて
心こころ､歌うたに乗のせて 時ときを越こえてゆけば
いつか来くるその日ひに 蕾つぼみが花はなに変かわる

幾年月越いくとしつきこえてやっと出会であえたから
霞かすみのような君きみ 手てを伸のばせばすぐ其処そこ
触ふれた指先ゆびさきから 届とどく歌言葉うたことばが
伝つたえてくる想おもい 変かわらずにいつまでも