BLUE 歌詞 藤井フミヤ ふりがな付

蒼あおい夜よる 明あかりは切きれて
残のこり香がはモノクロームな夢ゆめ
水槽すいそうにたたずむ魚さかな ゆらゆらと心無こころなく揺ゆれる
すさむ部屋へやは波なみに打うたれ 思おもい出でが流木りゅうぼくのように さまよう
BLUEすべての色いろは深ふかく ただ蒼あおく
BLUEふたりは 二度にどと届とどかぬ深海しんかいへ沈しずむ
男おとこがみつめるものは 何なにもかもが ただBLUE

無造作むぞうさに下おろした髪かみを
水草みずくさのように漂ただよわせて 唇くちびるは閉とじた貝殻かいがら
別わかれを告つげたまま動うごかず
やさしさが消きえる胸むねに 思おもい出でがふと生うまれて 零こぼれる
BLUEガラスの瞳ひとみ 涙なみだ 閉とじ込こめて
BLUEふたりは 二度にどと届とどかぬ深海しんかいへ沈しずむ
女おんなが見みつめるものは 何なにもかもが ただBLUE