Friends 歌詞 笠井俊佑 ふりがな付

あれから何度目なんどめの夏なつ…だっけ？
入道雲にゅうどうぐもは知しらぬ顔かお
重かさねた日々ひびの欠片かけらたちを
眩まぶしく溶とかした陽炎かげろう

儚はかない賑にぎやかさ 蝉時雨せみしぐれ
ねぇ 誰だれを ああ 誰だれを求もとめ歌うたうの？
いつまでも 響ひびかせて焼やき付つけたいメロディ

今いまも思おもい出での歌うた 胸むねに抱だきしめたまま
曲まがりくねった 道みちを歩あるいてる俺おれさ
空からの彼方かなたに みんなの笑顔えがおが浮うかぶ
逆さからえない時ときに流ながされそうさ
でもまだ諦あきらめたくない

比くらべられないふたつのこと
秤はかりにかけられ惑まどう
欲張よくばりな大人おとなたちが夢ゆめを
壊こわしに来くる気きがする

絡からまり合あってゆく蝉時雨せみしぐれ
もう 誰だれも ああ 誰だれも 立たち止どまらない
でも俺おれの耳みみの奥おく 胸むねの奥おく 木霊こだまする

たとえ 離はなれ離ばなれの街まちで暮くらしていても
懐なつかしい声こえがそばにいる気きがして
口くちずさむのは みんなとよく唄うたった歌うた
淋さびしさ色いろに染そまる夕暮ゆうぐれ
ほら きっと 似合にあうメロディさ

“サヨナラ”がいつか来くる
(It’s gonna come to me…)
ああ それが運命うんめいならしょうがないね
(I hear the voices in my head…)
ほら Time goes by, won’t be back
さあ Try and Try for Life そうだろう？

今いまも思おもい出での歌うた 胸むねに抱だきしめたまま
曲まがりくねった 道みちを歩あるいてる俺おれさ
空そらの彼方かなたに みんなの笑顔えがおが浮うかぶ
変かわり続つづける景色けしきも愛いとしい ただ ただ 明日あしたへ

たとえ 離はなれ離ばなれの街まちで暮くらしていても
懐なつかしい声こえがそばにいる気きがして
口くちずさむのは みんなとよく唄うたった歌うた
淋さびしさ色いろに染そまる夕暮ゆうぐれ
ほら きっと 似合にあうメロディさ