幽霊屋敷 歌詞 CY8ER ふりがな付

「そろそろさ、貸かしたビデオ返かえしてよ」
「ええ、兄にいちゃんがまだ見みてもないってよ」
「兄貴あにきに貸かした覚おぼえはないっての」
「じゃあ次つぎ、僕ぼくでお願ねがい」
「いやいや、君きみんちビデオデッキないでしょ」
「じゃあ、このあとみんなでゲームしよう」
「賛成さんせい、この町まちなんにもないし」
「幽霊ゆうれい屋敷やしき以外いがい」
「シッ、あいつだ」
「いつからいたんだ?」
「おい、目めを合あわせるな」
「どうして?」
「どうしても」
「そう言いえばあいつの声こえ知しらない」
「僕ぼくも」
「僕ぼくも聞きいたことない」
「ずっと俯うつむいてて変へんなやつ」
「きっと僕ぼくらが邪魔じゃまなんです」
「変へんだ」
「変へんなやつ」
「変へんなやつ」
「さあ早はやく帰かえってロクヨン」

風かぜよ、風かぜよ、吹ふいてくれよ
この大地だいちでさえ飛とばす嵐あらしよ
未来永劫みらいえいごう吹ふき荒あれろ
僕ぼくの岩いわを、岩いわをも連つれてけよ

「それより聞きいたか、幽霊船ゆうれいせんの話はなし」
「や、違ちがうよ、幽霊ゆうれい屋敷やしきだし」
「あいつが入はいるところを見みたらしい」
「って2組くみの子こが」
「確たしからしい」
「あいつの家いえだって言いうのかよ」
「何度なんども入はいってく姿すがたを見みたってやつが」
「ネズミだって住すみ着つかない」
「ネズミだって住すみ着つかない?」
「あの日ひ、窓まどからじっと見み下おろす老婆ろうばが」
「老婆ろうば? 生いきているんだろうか」
「その目めを見みたものは皆みな呪のろわれると言いうが」
「それじゃ、きっとあいつにも呪のろいが」
「って言いうか、だから前髪まえがみの奥おくが」
「呪のろわれる」
「呪のろわれる」
「呪のろわれる」
「日ひが暮くれる、ほら鐘かねが鳴なる」

日ひが暮くれる、ほら鐘かねが鳴なる
日ひが暮くれる、ほら鐘かねが鳴なる

リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン

風かぜよ、風かぜよ、吹ふいてくれよ
この大地だいちでさえ飛とばす嵐あらしよ
未来永劫みらいえいごう吹ふき荒あれろ
僕ぼくの岩いわを、岩いわをも連つれてけよ

ラララ……

リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンゴン、リンゴン、リンゴンゴン
リンリンゴン、リンゴン、リンゴンゴン

「あっ」