桜なんて咲かなきゃ良い 歌詞 TANEBI ふりがな付

春はるが運はこんで来きた くしゃみ
僕ぼくは 並木道なみきみち 彷徨さまよう
色いろづいた枝先えださき 見みては
行ゆき交かう人ひとに君きみを探さがす

"満開まんかいは人混ひとごみが嫌いやだから
咲さきはじめに行いこうよ"
上目遣うわめづかい 誘さそったの 君きみの方ほうなのに

君きみが隣となりにいないなら
桜さくらなんて咲さかなきゃ良いい
それでも蕾つぼみが開ひらけば
僕ぼくは 綺麗きれいと思おもったりするかな?
しないよな 分わかんない だけどまた
笑わらってる君きみがさ ぼんやり 浮うかんでくる

あれは三さんヶ月かげつ前まえの夜よるに
疑うたがってかけた電話でんわ
"随分ずいぶん帰かえりが遅おそいんだね
誰だれと何なにをしていたんだ?"

黙だまったのを問とい詰つめる僕ぼくに
君きみは あっさり 打うち明あけた
"ごめん あなたの知しらない人ひとと
わたし ご飯はんに行いってたんだ
良よかった頃ころのあなたみたいに
彼かれは優やさしかったから"

君きみだけが僕ぼくの幸しあわせじゃない
ウンザリだ 振ふり回まわされて
Ah やっと 自由じゆう 自由じゆう 自由じゆう
けど あまり 楽たのしくはないや

もし君きみが隣となりにいたら
寒さむいとか文句もんく言いうのかな
わがままな子こは嫌きらいだけど
君きみだけは特別とくべつみたいだ

君きみは猫ねこみたい
素そっ気けなかったり 甘あまえたり
面倒めんどうくさい でもその分ぶん 夢中むちゅうにさせてた

君きみが隣となりにいないなら
桜さくらなんて咲さかなきゃ良いい
それでも蕾つぼみが開ひらけば
僕ぼくは 綺麗きれいと思おもったりするかな?
しないよな 分わかんない だけどまた
笑わらってる君きみがさ ぼんやり 浮うかんでくる

フレーフレー フレーフレー
フレーフレー 花はなよ咲さけ
分わかんない だけどね
君きみがさ 浮うかんでくる