空っぽの私 歌詞 堀内まり菜 ふりがな付

おはよう 太陽たいようの声こえ
生うまれたての朝あさが来きて
昨日きのうの涙なみだは乾かわいている

ごめんね 小ちいさな花はな
不安ふあんに溺おぼれてたのは
自分じぶんを信しんじてあげなかったからだ

動うごき出だした時計とけい
飛とび乗のるのこわいね
でも置おいてかれるのはもっとこわい
だから靴紐くつひものリボン結むすび直なおして
飛とべ!

駆かけ抜ぬけてゆく道みちの先さきは
空からっぽで何なにも見みえない
だけど進すすむ だから歌うたう
正解せいかいのない世界せかいで
たった一ひとつ手てにあるのは
目めの前まえにあるこの今いま
自分じぶんで楽たのしまなきゃ
空からっぽの私わたしを

つよがり詰つめ込こんでた
重おもたいリュックを下おろして
一息ひといきついてまた旅たびに出でる

今度こんどはキャンディ詰つめて
気きままにハッピー配くばろう
二に度どとこない今いまを笑わらい合あいたいな

最初さいしょのスタートは
誰だれだってこわいね
そこから踏ふみ出だすのは(…誰だれなの?)
自分じぶん!
挑戦ちょうせんせずに後悔こうかいはしたくない

厚あつい雲くも突つき抜ぬけた先さきに
空からっぽの世界せかいがある
何色なにいろにも変かわれるんだ
何度なんどだってはじめよう
空回からまわりで転ころんでも
傷きずついても立たち上あがって
夢中むちゅうで楽たのしむんだ
今いまだけの私わたしを

空からっぽのメロディーは
"ほんとう"を歌うたってる
その声こえがきこえる方ほうへ
ただ
ただ

駆かけ抜ぬけてゆく道みちの先さきは
空からっぽで何なにも見みえない
誰だれのために何なにのために
歌うたうのか思おもい出だして
いつも笑わらっていたいから
自分じぶんのために歌うたうんだ
世界せかいの誰だれも知しらないこの場所ばしょで
空からっぽの私わたしを