キミから先にトモダチを売れ 歌詞 あべりょう ふりがな付

トモダチの勧誘かんゆう断ことわれずヤバいとうすうす知しりながら
給付金きゅうふきん詐欺さぎに加担かたんして親おやに泣なきついて震ふるえてる

「自首じしゅ」か「出頭しゅっとう」か「逮捕たいほ」かで罪つみが変かわる囚人しゅうじんのジレンマ
「自首じしゅ」と「出頭しゅっとう」の違ちがいはキミが犯人はんにんとバレてるかどうか

キミから先さきに「自首じしゅ」をしてトモダチ売うればかなり減刑げんけい
トモダチが先さきにキミを売うり「出頭しゅっとう」したらちょっと減刑げんけい
キミが警察けいさつに手間てまかけ「逮捕たいほ」までされたら
減刑げんけいは望のぞむべくもない罪つみと罰ばつの3段階だんかい

トモダチの勧誘かんゆう断ことわれずドツボにはまり
チクリの罪悪感ざいあくかんに苛さいなまれ更さらに深ふかみにハマるのかい?
集団しゅうだんから排除はいじょされる危険きけんを感かんじて湧わき上あがる
本能的ほんのうてきな生命せいめいの危機感ききかんを罪悪感ざいあくかんというけど

トモダチに排除はいじょされてもいいじゃん社会しゃかいから排除はいじょされなきゃ
トモダチなんて替かえがきくもんさキミが先さきに「自首じしゅ」しトモダチを売うれ

罪つみとは被害ひがいを予想よそうし正当化せいとうかできないと知しりながら
キミがワザと行おこなう行為こういが非難ひなん可能かのうならば罪つみとなる
刑法けいほうの構成こうせい要件ようけんかわし罪つみを免まぬがれたとしても
罪つみの意識いしきに苛さいなまれ続つづけ心こころの牢獄ろうごくに囚とらわれる

社会しゃかいに排除はいじょされたっていいじゃん自分じぶんにさえ嘘うそつかなきゃ
社会しゃかいなんていい加減かげんなもんさ人ひとの噂うわさも七十五しちじゅうご日にちさ
だからキミが先さきにトモダチを売うれ