ひかりのうしろ 歌詞 FINLANDS ふりがな付

まるで悲劇ひげきの激情げきじょうは
叶かなわぬとしるしに
偶然ぐうぜん 愛あいを持もちすぎたこの身みを撃うつ
"最後さいごはあなたと永遠えいえんを"その口開くちひらけば
銃口じゅうこうだったらお前まえの掠かすれる声こえ

朝あさは止とまり 彼方かなたくれる

酸素さんそのない夢ゆめの中なかだった
溺おぼれる花はなは色いろだけ残のこして
波なみの模様もようが映うつり合あう虹彩こうさい
どうせ今夜こんやはわたししか選えらべない

お前まえと見みたい繰くり返かえすシリーズ
震ふるえる手ては片方かたほうだけだ

夜よるを許ゆるした説明せつめいは
静寂せいじゃくを 恐おそれて
やっと溢こぼす肌はだの音ね頼たよりにして

天気てんきだけが関係かんけいない日々ひび
気泡きほうで流ながすコマーシャル見飽みあきて
落おちる太陽たいよう歪ゆがむ反射光はんしゃこう
掴つかめぬものに抗あらがう痛いたみだ

お前まえと居いたい苦くるしむだろうか
震ふるえる手ては片方かたほうだけだ

まるで悲劇ひげきの激情げきじょうは
叶かなわぬとしるしに
偶然ぐうぜん 愛あいを持もちすぎたこの身みを撃うつ
"最後さいごはあなたと永遠えいえんを"その口くちの訳わけを
解とき明あかさないで 訳わけは無ないのよ

ひかりのうしろで
恋こいをしたわたしは
治なおらぬ想おもいを確たしかに望のぞむ

幾いく千せんある拍動はくどうの群むれの中なかこれ以上いじょう
燦然さんぜんと思おもえる夜闇よやみなど無ないわ
例たとえ戻もどる時間じかんを手向たむけられようと
限かぎり合あう 悠遠ゆうえんな お前まえを飾かざる

朝あさは止とまり 彼方かなた暮くれた