オルビット 歌詞 Tacitly ふりがな付

この道みちの先さきはまだ見みえない
信しんじたい自分じぶんへ
歩あるいていく

笑わらい方かたも泣なき方かたも
君きみはどうにも上手うまくなれなくて
この世よの中なかはそんな人ひとに
優やさしくないのかも

何一なにひとつ誇ほこれる自分じぶんが見みつけられなくて
否定ひていの口癖くちぐせだけがただ住すみ着ついた

人ひとにもまれて走はしる朝あさも
塗ぬり潰つぶした丸まるで泣ないた夜よるも
全部ぜんぶ
戦たたかってる
証しょうだよ

誰だれかが
君きみを踏ふみにじろうとして
君きみを撥はね退しりぞけようとしたって
嘆なげいたりしなくたっていい
そう何度なんどでも
君きみを貫つらぬき通とおしてゆこう
思おもい通どおりにはさせないって
今いま ここに立たっている

きっと
聴きこえなかった音おとが鳴なるよ
見みえてなかった花はなが咲さくよ
埃ほこり被こうむった靴くつがあるよ
さぁどうするんだ君きみは
どうするんだ 君きみは

誰だれかの嘘うそで
君きみは酷ひどい傷きずを負おってしまった
知しられもしないその嘘うそは
真しん実じつになってしまう

前まえを歩あるく者ものに人ひとは石いしを投なげる
倒たおれたあとに自分じぶんが躓つまずくとも知しらずに

心無こころない声こえに塞ふさいだ耳みみも
比くらべるのが痛いたくて閉とじた瞼まぶたも
全部ぜんぶ
君きみは君きみで
いいんだよ

誰だれかが
君きみを貶おとしめようとして
君きみを嘲笑あざわらおうとしたって
振ふり向むきはしなくたっていい
そう何度なんどでも
この手てを握にぎり直なおして行いこう
見失みうしないそうになったなら
ほら ここで待まっている

汚きたない色いろが焼やき付ついて
輝かがやく色いろを見落みおとして
その場所ばしょに人生じんせいを彩いろどる色いろはないから
混まざり合あわなくていい
それぞれ違ちがう 僕ぼくららしく
選えらんでゆけ

この道みちの先さきはまだ見みえない
掴つかみたい未来みらいへ
駆かけていく

君きみを押おし殺ころそうとして
君きみを諦あきらめようとしていた
いつかの君きみをぎゅっと強つよく
抱だきしめて
たとえ覚かく束おぼつかなくていい
その足跡あしあとに いつかきっと
人ひとは集あつまっていく

そっと
古ふるい手紙てがみは届とどけいたんだ
消きえた明あかりは灯ともったんだ
無なくした鍵かぎはここにあるよ
さぁどうしようか

きっと
聴きこえなかった音おとが鳴なるよ
見みえてなかった花はなが咲さくよ
埃ほこり被こうむった靴くつがあるよ
さぁどうするんだ君きみは
どうするんだ 僕ぼくら