誰だれかの1番ばんになりたくて
泣ないていた夜よるもあった
誰だれかに愛あいされたくて
さまよった日々ひびもあった
誰だれかさんの2番ばんでいることは
そのうち1番ばんになれると
そんな浅あさはかな期待きたいと
秘ひそかに待まち焦こがれていた
あれから どれほどの季節きせつが
通とおり過すぎていった?
私わたしは 吹ふかれて長ながき
冬ふゆのまま
結局けっきょく 会あう度たびに
満みたされて
さみしさに フタをして生いきる
身みを引ひくことを知しらないまま
月日つきひだけが刻きざまれていく
あの人ひとは忙いそがしいからと
思おもい込こむのが上手じょうずになる
あの人ひとは優やさしいから
ウソをつくと言いいきかせた
あなたの1番ばんになりたくて
キレイになろうと努力どりょくした
良いい女おんなになれば そのうち
1番ばんになれると思おもった
「いつか何なんとかするから」と呪文じゅもんのように唱となえられて
その言葉ことばにとらわれて
思おもうつぼ
私わたしは特別とくべつだと信しんじて
季節きせつはまた巡めぐってゆく
二に番ばんは永遠えいえんに二に番ばんだと
気きづかないフリをして生いきる
誰dareかのkano1番banになりたくてninaritakute
泣naいていたiteita夜yoruもあったmoatta
誰dareかにkani愛aiされたくてsaretakute
さまよったsamayotta日々hibiもあったmoatta
誰dareかさんのkasanno2番banでいることはdeirukotoha
そのうちsonouchi1番banになれるとninareruto
そんなsonna浅asaはかなhakana期待kitaiとto
秘hisoかにkani待maちchi焦koがれていたgareteita
あれからarekara どれほどのdorehodono季節kisetsuがga
通tooりri過suぎていったgiteitta?
私watashiはha 吹fuかれてkarete長nagaきki
冬fuyuのままnomama
結局kekkyoku 会aうu度tabiにni
満miたされてtasarete
さみしさにsamishisani フタfutaをしてwoshite生iきるkiru
身miをwo引hiくことをkukotowo知shiらないままranaimama
月日tsukihiだけがdakega刻kizaまれていくmareteiku
あのano人hitoはha忙isogaしいからとshiikarato
思omoいi込koむのがmunoga上手jouzuになるninaru
あのano人hitoはha優yasaしいからshiikara
ウソusoをつくとwotsukuto言iいきかせたikikaseta
あなたのanatano1番banになりたくてninaritakute
キレイkireiになろうとninarouto努力doryokuしたshita
良iいi女onnaになればninareba そのうちsonouchi
1番banになれるとninareruto思omoったtta
「いつかitsuka何nanとかするからtokasurukara」とto呪文jumonのようにnoyouni唱tonaえられてerarete
そのsono言葉kotobaにとらわれてnitorawarete
思omoうつぼutsubo
私watashiはha特別tokubetsuだとdato信shinじてjite
季節kisetsuはまたhamata巡meguってゆくtteyuku
二ni番banはha永遠eienにni二ni番banだとdato
気kiづかないdukanaiフリfuriをしてwoshite生iきるkiru